念ノート 番外編 〜邦画〜
□劇場版 こち亀E 〜泥棒猫は欲に溺れる〜
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アメリカ
ラスベガスの高級ホテルの一室。薄暗い部屋内ではノートパソコンの明かりだけ。画面にはダイヤや指輪などが写されている。それを見つめているのは謎の人物。その画面を見て謎の人物は笑みを浮かべる。
「…………日本、ね」
日本
麗子の住まうマンション。麗子の部屋のベッドで章は麗子と立ちバックセックスをしていた。
「あんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっ♥セックス♥章とのセックス気持ちいい♥」
「さすがは麗子のマンコだ。キツキツだぜ!」
「あんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっ♥ふふふ…♥ねえ章♥私はアナタにセックスしたくて呼んだんじゃないのよ♥実はお願いがあって呼んだのよ♥」
「そうなの?いったいどんなお願いを?」
「あんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっあんっ♥実はね♥私の大切な物が盗まれそうになってるの♥」
「大切な物?よくわからないけど…!とりあえず膣内出しするからな!ザーメンを射精してやるぞ!射精るぞぉ!!」
ブビュルルルルル…!ブビュッブビュッブビュッ…!
「あっはああああああん♥♥♥」
章は麗子に膣内出しする。
「章。私の大切な物を盗もうとしてる泥棒猫を捕まえるのに協力してほしいの。いいかしら?」
「まあそのくらいなら。どんな泥棒猫なんだ?」
「…その泥棒猫の名前は
峰不二子」
劇場版 こち亀E 〜泥棒猫は欲に溺れる〜
麗子が関わった美術館。章は麗子と共に奥の広間に向かう。
「これよ。泥棒猫が狙ってる私の大切な物は」
「指輪?それにしても…ダイヤ大きくないか?」
「これはお母様が私の為に作ってくれたたった一つしかない指輪なの。闇市場で売れば億は軽く超えるわ」
「そんなスゴい指輪なんだ。でもなんでこんな指輪を?美術館に置いてるんだ?」
「私は指輪はしないのよ。飾る程度だから。それに世界では怪盗とか大泥棒がいるからね。家で守るよりこういうとこで守ってもらった方がいいと思ってね」
「でもこの指輪は麗子のお母さんが」
「…この指輪はね。結婚指輪なのよ」
「はい?」
「お母様が私の結婚を願ってこの指輪を作ったのよ」
章はあきれ果てるしかない。そして思った。金持ちの考えは理解できないと。
「まあそれはおいとくわ。私が言いたいのはこの指輪を盗もうとしている泥棒猫を捕まえたいのよ」
「捕まえるのはわかったけどなんで?その理由を知りたい」
「あら?まだわからない?単純よ。章、アナタのためよ」
「俺の?」
「峰不二子は女怪盗にして女泥棒。彼女を捕まえれた人はいないわ。捕まえても逃れられてしまう。しかもかなりの美貌とスタイルの持ち主よ」
章はようやく理解した。麗子は不二子を捕らえて章の女にしてしまおうと言うのだ。
「その為にね」
「彼女は変装ができるしその美貌とスタイルを使って潜入することもあるわ」
「それだけ聞くととても捕まえられそうにないな」
「普通にはね。でも、私は時間をかけてじっくりと攻めて捕まえるつもり。もうすでに、作戦は実効してるわ」
麗子は不敵な笑みを浮かべる。
夕方
美術館は警備員が増えて観覧者が少なくなってきていた。章は通路を歩く。
「峰不二子か…本当に現れるのかな?」
「きゃっ!」
「す、すみません」
章は角で人とぶつかってしまう。手を伸ばすとかなりの美貌とスタイルの女性が。章はすぐに気付いた。彼女が峰不二子だと。
「大丈夫ですか?」
「いえ。気にしないで。アナタ1人?もしよろしければ一緒に回らない?」
「嬉しい申し出なんですけど俺は今さっき見て回ったばかりなのでもう帰るつもりなんです」
「そう…残念ね」
「でも、どうしてもと言うならいいですよ」
「本当?じゃあお願いしちゃおうかしら」
章は不二子と手を繋いで美術館を散策する。不二子は特に指輪をじっくりと観察していた。美術館から出た二人は入り口前で別れる。不二子が見えなくなったのを確認して章は近くの車に乗り込む。その車は麗子の車で運転席に麗子が座っていた。
「どうだったかしら?不二子を見た感想は?」
「麗子、もしかして彼女がいるのを知ってた?」
「秋元家はあらゆる髄をあるわ。不二子を見つけるのなんてたやすいわよ」
「…それで、どうするつもりなんだ?」
「ふふ…泳がせるつもり」
「?どういう?」
「章、まずは準備よ。今夜はアナタには頑張って貰わないといけないからね」
「?よくわからないけどわかった」