念ノート

□寝取り 寝取られ NTR
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ある日よお昼頃、章はある女とセックスをしていた。その女とのセックス中に章は昔のことを思い出していた。

「あんっあんっあんっあんっあんっあんっ♥章様♥どうかなさったのですか?♥」

「あ?いや、昔のことをな。お前を寝取った時のことを思い出してな」

「寝取った…?♥はい…♥あの時ですか♥私は♥もう随分昔なので大分忘れてしまいましたが♥私が章様に寝取られたのは覚えています♥」

章はそんな昔のことを思い出していた。章の苦い記憶と共に。まだ、章にノートの力がなかった頃、章はアルバイトの日々を送っていた。この頃は章はかなりの小心者で人見知り、誰とも話すことはなかった。そんなときである。彼女と出会ったのは。

「初めまして。田宮まゆ美です。アルバイトを初めてですが、宜しくお願いします!」

田宮まゆ美と呼ばれる女性。年齢は章と同い年か1つ年下。身長は168p、スタイルはB94p、W55、H76pと整った肉体。腰近くまである茶髪で美人と呼ぶに相応しい女性である。まゆ美は章の後輩となり、章は先輩として教えていった。
章は人見知りではあったが、まゆ美には必死になって声をだして教えていった。初めての後輩というのもあったが、まゆ美が美人だったのもあって章は先輩としてのしっかりとした所を見せようとしていた。章はまゆ美に一目惚れをしていた。
それから1年が経った頃、章とまゆ美は徐々に接近していき先輩と後輩の間柄を越える寸前であった。章は思いきってまゆ美に告白した付き合ってほしいと。まゆ美はOKを出した。章は初めての彼女を持った。章はまゆ美と付き合うようになって人見知りが減って、ハキハキと喋るようになった。
一人暮らしをしていた章は小さなアパートにまゆ美を招待するなどの成長を見せていたが、一線を越えることはなかった。キスだけである。それが災いして、章の悲劇が始まった。章の前に一人の男が挨拶してきた。茶髪で無精髭、ワイルドだがどこかチャラいチャラ男。
突然で章は驚いたが、どうやらその男はまゆ美の前のバイト先の先輩であったようだ。チャラ男はまゆ美のことを聞きたがっていた。章は最初は見た目だけでチャラ男を警戒していた。
しかし、話を聞くととても誠実な人間だと誤解してしまい正直に話してしまった。これが誤りであった。チャラ男はまゆ美のことを聞いたら礼を言って去っていった。そこからであった。突然まゆ美との付き合いが極端に少なくなったのは。
最初は章はあまり気にしなかった。しかし、それが長く続いたため気になってくるようになった。それが数日、数週間、一ヶ月以上となり章は気になって仕事に集中できなくなっていた。
まゆ美に聞くこともできたが、章は怖くて聞けなかった。そして、それはまた突然であった。

「別れましょう」

別れ話。章の頭の中は真っ白になった。理由を聞くことなくまゆ美はアルバイトを止めて章の前から去ってしまう。それから数ヶ月が経った頃、偶然にも章はまゆ美を遠方から見てしまう。しかも、ただ見てしまっただけではない。なんとあのチャラ男とのセックスをしてるところをだ。
この瞬間に章は理解してしまった。自分は彼女を寝取られたのだと。章に深い心のキズが残った。それからである。章は二次創作やゲーム、妄想にドップリと漬かっていったのは。
それから章がノートの力を手にいれて欲念島を入手してから二回目の時、章は唐突に思い出したのだ。かつての嫌な思い出。忘れたい記憶を。しかし、章はこう考えていた。あの時のリベンジをしたいと。あのチャラ男から寝取ってやりたいと。
それからの章の行動は早かった。まず、まゆ美とチャラ男との関係を調べた。どうやら二人は付き合ってはいるが、肉体関係はまだないそうだ。章はそれだけ調べて十分だった。早速章はまゆ美との再会を果たす。

「久しぶりだね。まゆ美」

「しょ、章君!?久しぶりだね」

章はノートの力でまゆ美とは元彼という風にして近付いた。異種返しである。チャラ男とはしばらく会えないようにして、章はまゆ美と久しぶりの会話をする。あの頃と違い、章には力がある。だからこそ、すぐに行動に移した。

「まゆ美の部屋に行きたいな」

「ええいいわ。行きましょう」

まゆ美は章を部屋へと招待する。まゆ美はマンション暮らしである。中々のマンションで部屋も広く、防音対策もしてある。これだけで章はまゆ美をあのチャラ男から寝取ってやろうと思った。
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