ソニック小説

□誰だって、嫌だと思うよ
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君の行動には、少しばかり呆れるよ。
今日だって、いきなりだったんだもの。



〜一時間ほど前〜
「やぁ、失礼するよ」
「何しに来た。あと許可無く上がんな」
「ワオ。今日は随分と塩対応じゃないか」
「良いから帰れって」
こんな風に素っ気なく対応しているけれど、ソニックは無理に追い出そうとはしない。
いやいや、実に優しいことこの上ない。
「……はぁ…ココア、飲むか?」
言ってからソニックは僕を眺めた。
どうせ、どうやって飲むんだろうなんて思ってるんだろうね。
返答に困る。
すると、見かねたのかソニックは席を立ちココアを持ってきた。
…うん。美味しそうだ。
「じゃあいただくよ」
「…………ワオ…」
カップを触手が包む。
取り敢えず中のココアを吸収してから机に戻す。
ソニックは若干苦笑気味に、でも新しい事がわかった感覚からか、少し嬉しそうに自分のココアを口に運んだ。
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