ソニック小説

□拍手文まとめ
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少しでも。
ほんの少しでも。
彼に近寄りたかった。
……その結果がこれか…?
「……ソ、ソニッ…」
「近寄るな…!」
じくりと、胸の奥が痛む。
完全な拒否を示されて…挙げ句、憎悪に染まった瞳で睨まれた。
……痛い。
「…ソニック……僕が悪かっ、」
「煩い…!何で、何で…!!」
…頬が…痛い。
叩かれた…いや、殴られた…?
…どっちでも構わない。
どっちにしたって、僕はもう、取り返しのつかない事をしてしまっている。
それは、彼の…ソニックの体を見ればわかることで。
「もう…走れない…!皆に会えない…!」
「…………っ……」
「皆は居ない!お前が!お前が全部!消したんだろ!?」
必死に僕の腕を引っ掻く。
…いや、掴んでいるのだろうが、力が入りすぎて血が滲んでいる。
「……もう…俺は…」
でも、こんな血、彼の流した量に比べればどうってこともないだろう。
「…っ…っく…うぅ…!」
聞こえてくる、彼の嗚咽。
僕が触れようとするとまた、憎しみに染まった瞳で睨まれ、突き飛ばされる。
「……………すまない」
それでも彼は、返事をする事はなかった。

………僕の独占欲は、彼をここまで、壊すことになってしまった。

※管理人※

シャソニ…ですね!
まぁ簡単に言うとシャドウの独占欲は結果彼を苦しめる行為であり、決して幸せとは言えぬ方法だった。

ただ側に、一番親しく、一番の特別に。
それを望んだ故に最悪を導いた。
……と、まぁ自分でも意味わかんないっすわこれは。
とりあえずヤンデレもどきだと思ってください。
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