戦う!セバスチャン

□バレンタイン
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ユゼB続き?



「それで?君が持っているチョコは誰に貰ったのかな?」
ユーゼフ様に気づかれないようにと背に隠したのに、それは全く意味をなさなかったらしい。
何もかもお見通し、と思いきや。
「デビー君かい?全く油断も隙もないね。」

どこか不機嫌そうに呟くものだから、思わず笑ってしまった。
ああ、オレと同じ。
同じ、気持ちでいてくれるのでしょうか。

「B君?」
くすくす笑うオレを不思議そうにのぞき込む。
「これは貰いものじゃないですよ。オレも、本命の人に渡したくて。」
あなたがオレを本命だと言ってくれたように。
ユーゼフはへえ、と言って全て理解したかのように微笑んだ。
見とれてしまうくらい綺麗な笑顔。
さっきまであんなにドキドキしていた気持ちがすっと落ち着いて、自然と言葉が出た。


「貰って下さいますか?ユーゼフ様。」


END



…あ、何か変なところで終わりましたか?
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