[2]

□ある日
1ページ/3ページ

■セバデビとユゼB

「で、結局Bに何をしたらあんなに怖がられることになるんですか。」
「嫌だなあ。好きな子に素の自分をみせただけだよ。」
「それでトラウマ与えて近づけなくなるなんてざまあみろ…いえ残念でしたね。」
「…君は本当に口悪いよね。」
「でもあなたは全く苛立ちもしないからつまらないですがね。」
「僕がつまらないというならもっとつまらない人間が君の傍にいるだろう?」
「コーヒー入ったぞう!…ん?どうしたんだ?」
「君の罵詈雑言すら愛の言葉と笑って聞くデビー君。」
「デイビッド!っていうか何の話だハニー?」
「…俺がデイビッドに罵詈雑言浴びせるとでも?」
「おや。なら僕は特別かい?」
「ハニー、目の前で浮気か?!」
「ふざけるな。」
「そうだよデビッド君。セバスチャンは当主にさえ容赦ない人間なんだから、特別なのはどちらかなんて考えなくても分かるだろう?」
「あなたも余計なことは言わなくていいですよ。」
「ハニー!」
「本当ラブラブだねえ。呪っていい?」
「自分がうまくいっていないからって八つ当たりに呪われたんじゃたまりません。」



次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ