Basketboll
□第1話
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「ラグビー興味ない!?」
『(眠たい……)』
「日本人なら野球でしょー!」
『(そんなルールってあるの…?』
「将棋とかやったことある?」
『(あー…面白そう……)』
「水泳チョーキモチイイ!」
『(サーフィンの方が楽しいし……)』
小「バスケ部ー!バスケ部はいかがですかー?」
伊「小金井!いかがって言い方は無いだろう」
小「じゃあ、なんて言えばいいんだよ!」
伊「バスケ部!バスケットだけに助っ人募集中!」
小「いいよ;;伊月のダジャレは……水戸部ー、声だしてこうぜー!!」
水「コクッ」
小「結局出さねーのかよ;;」
リ「じゃ、ここに名前と学籍番号ね」
「はい…あとは、出身中学と動機…?」
リ「あそこら辺は任意だからどっちでもいーよ」
リ「(なかなかの素材ね)……っと、ひーふー
……今十人目か、もーちょい欲しいかなー
(勧誘の方はどうかなー?頑張って有望そうなの連れてきてよねー)」
小「来ました…新入生…」
火「バスケ部ってここか?」
リ「わあっ!?(連れて…来られとるやんけー!)…うん(しかも、目の前に野生の虎でもいるみたいなド迫力…!何こいつ…!?)」
リ「…で知ってると思うけど、誠凛は去年で来たばっかの新設校なの…上級生はまだ、二年だけだからキミみたい体格よければすぐに…」
火「そーゆーのいいよ。紙くれ…名前書いたら帰る」
『(わー、眉毛二つだ。……でゆーか気づかなさそーだから勝手に書いておこー…)』
火「……別にねーよ…日本のバスケなんてどこも一緒だろ」
『(馬鹿だねー…かーえろっと)』
小「二枚入部届け集め忘れてるっすよ」
リ「え?いけないえ〜と…黒子…テツヤ…って
帝光バスケ部出身!?こっちのは、紫水朝日…
中学はアメリカ!?」
小「ええっ!?帝光バスケ部にアメリカ!?」
リ「しかも今年一年ってことは「キセキの世代」の!?うわーなんでそんな金の卵の顔忘れたんだ私アメリカ帰りが二人だし…今年一年ヤバイ!?」