人々の女神

□15.闇の遺跡
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私は学ばないといけない。
喜怒哀楽もいまいちわからない。

人がいいか、悪いかさえも。

時に私はお返しをしたくなる。
皆に・・・

ふれあった人たちに。

〜〜〜〜

「またうなされてたな。」

「いただきます、ククールさん」

「おはようだな、アテナ。」

まあアテナにならいただかれても・・・

やめよう、ゼシカの目が怖い。
あれは親が子を守る目だ。

新しい大陸についたが行き先がわからず、たどり着いたのは遺跡。
ヤバイ気配がする闇の遺跡らしい。

「こりゃ、ドルマゲスがいるな。」

「ちょっと僕、行ってくる」

お、エイトが先頭か。
お前のそんなところがいいとこなんだよな。

「兄貴、どこいくでげす!」

遺跡に入らないエイト。

「ドルマゲスが入れなんて言わないし。罠あるかもしれないから。
中でパーティーしてたら、負ける」

確かに、精神的に負ける。
魔物とティーを楽しんでたら、こっちが悪役みたいだな。

「入らない訳にはいかないだろ・・・」

「・・・ちっ」

え、今、舌打ちした?
しかしなんだかんだ入るエイト。

あれ、戻ってきた。

「さすが闇の遺跡。暗い。」

なるほど。
暗く入り口に戻されるから、明るくし戻されない方法を探そうってか。
・・・オレ、通訳か、こいつの。

そこにベルガラックの者からサザンビークの宝について聞いた。

「馬姫の婚約者か。
会いたいような会いたくないような」

「私は興味あります。宝に」

「確かに宝は欲しい」

確かにその通りだがな。
アテナって時々純粋すぎるて嫌だな。
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