人々の女神

□08.楽しいは大事
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「パルミド?」

ヤンガスが連れてきた場所はアスカンタとは違う雰囲気の場所。

盗賊というものや、ならずものというものがいるらしい。
私にはわからないものだ。

「アテナ、貴重品はオレに預けな。盗まれたヤバイ。」

「貴重品?ムチですか?」

「・・・いや、そうじゃなくて無くしちゃマズイものとか」

ククールさんはそういうが・・・
私、服以外何もないです。

「ククールに任せなくていいよ。こいつ、カリスマスキル持ちながらカリスマ性ないし。頼りにならないし。盗まれたら、そいつに僕がヤリを投げる。」

「エイト、そんな技ないだろ」

「今、名付けて『ヤリ投げ』」

「砲丸投げじゃないんだから!!」

ククールさんとエイトさんは楽しそうですね。
ゼシカさんの目が細いですが。大丈夫でしょうか。

トロデ王も楽しんでるみたいだ。
私にはわからないけど。

「ならククールが名前つけて。暗黒丸なんかどうかな」

「は?雷神丸ならアリじゃないか」

「あんたら、いい加減にしなさい!!」

あ、ゼシカさんも楽しんでるんだ。
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