人々の女神
□06.アテナの火力
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ヤンガスの故郷なんぞに向かうためになんと、走る走る!!
疲れて野宿がいつもだが。
「ククールさん、鰐食べますか」
「アテナはよく食えるな。感心するよ」
「私、アスカンタ城で気づいたんです。私、ゼシカさんに酷いことを言ったのだと。」
酷いことを?
あー、ゼシカの兄貴についてか。
気にしてないがな、ゼシカは。
「無いってもう会えないんですね。」
「・・・まぁ、会いたくないかもしれないが。アテナ、それより鰐が焼けてない」
「あ、今焼きます。」
アテナが精神的に成長するのは大いに嬉しい。
エイトよりまともそうだし。
・・・なんか焦げ臭い。
「火の魔法したら・・・」
「アテナ、それはメラゾーマだ!!ってメラより先にメラゾーマ!?」
オレはまだ知らない。
アテナがいつか、メラガイアーを覚えるなんて・・・