おそ松さん夢
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「ああああああ!誰だ!私の本体に除草剤をかけたのは!!」
醜い女が崩れる顔面を押さえながら叫ぶ
「ここが年貢の納め時だぞブス花!茉莉ちゃんを泣かせやがって!」
トド松が除草剤入りのジョウロを片手に言う
「...お前ももうすぐ消えるだろう。情けだ。最期に何か言いたいことあるか?」
一松の言葉はさらにブス花の怒りを煽った
「殺してやる!殺してやるわぁ!あの女もこの家の奴らも!私は!ただ...!」
ブス花が遂に両膝をつく
身体が崩壊する速度が早まった!
冷たい視線がブス花を見つめる。
「...ヒトになりたかった」
そう言って灰に彼女はなっていった
そそくさと灰をかき集めると
気絶させといたカラ松へブッかける
ゴホンゴホンと咳き込むカラ松をよそにトド松と一松は話す
「...一松兄さんこれで茉莉ちゃんが戻ってくるんだよね?」
「あぁ、でも誰かを選ぶのは茉莉だ」
お互いが頷く。
「カラ松兄さん茉莉ちゃんのこと好き?」
「い、いきなり何なんだマイブラザー!寝起きに粉を振りまくなんて」
一松はカラ松の首に刃物を当てる
「ちょっと!ダメだよ一松兄さん!」
「お前の答えなんざ関係ねェ!茉莉から身を引け!...トド松ゥ!」
「カラ松兄さん。実は...」
今までのカラ松とブス花の話をする。
カラ松は顔面を真っ青にして話を聞いた。
「まぁ、執行人は僕らだけど1番キレてるのチョロ松兄さんだからね。あと十四松兄さんも怒ってる。しばらくカラ松兄さんへのあたり強いと思っといた方がいいよ」
トド松が言うとカラ松は泣きそうな目をした
「茉莉は今のお前以上に傷ついた。もう茉莉に話しかけんなよ。...よっし十四松戻ってこい。任務完遂だ。...十四松?十四松ー!」
「...どうしたの一松兄さん」
「十四松が標準語を喋っている...」
トド松と一松は一気に冷や汗をかいた。
「ちょっと十四松兄さん何があったの!?大丈夫!?」
トド松も耳に手を当てて声を張り上げた
『ごめん。すぐに皆に集まるように言ってくれるかな?僕の方も一大事なんだ』
その通信を最後に無線が途絶える
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