博麗神社の東條希

□博麗神社→紅魔館
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「よっしゃー!到着だぜ!!」

「うっ・・・・・・」

「希、大丈夫か」

「うっ、うんなんとか・・・」

今までジェットコースターで酔ったことないんだけど、こればかりはかなり酔ってしまった。
対して魔理沙ちゃんは全然平気そうである。乗りなれているとは言えど、あまりにも速すぎる。

うちは箒から降りると、そこには大きな屋敷がうちらの前に現れた。

「ここなの?」

「そうだぜ」

見た目どうも事件の匂いがする屋敷にしか見えない。
高いレンガの塀に、大きな門。
おかげで中の家がどうなっているのか分からない。屋敷内はもっと広いのだろうか?

「そんじゃあ入ろうか!」

「大丈夫なん?いきなり押しかけても?」

「大丈夫大丈夫なんだぜ!って美鈴また寝てるし」

大きな門に近づいてゆくと、門の横に門番と思える少女が立って寝ていた。身長はうちより頭一つ大きいかな?
なかなかの長身である。
その横を魔理沙ちゃんは堂々と入っていった。

「ちょっと!無断侵入やで!」

「だぁーもう!大丈夫だから信じてくれだぜ!」

と、わちゃわちゃしながら中に入っていった。中に入ってさらに圧倒された。音ノ木坂の1.5倍の大きさがあるだろうか?大豪邸であった。

「さーって着いたぜ!!」

「いらっしゃい。魔理沙」

「きゃっ!!」

もう今日で何回驚いただろうか。さっきまでうちらの前には誰もいなかったはずなのにいつの間にか、銀髪のメイドがそこに立っていた。

「おう咲夜!元気してっか?」

「ええ、元気だけど、また無断侵入したってことは美鈴、また寝てたの?」

「まあな」

「はぁ・・・・・・」

そう言うとパチンと指を鳴らすと、門の向こうから「うぎゃーーーー!!」って言う悲鳴が聞こえた。

「えっ!悲鳴!?」

「あー気にするな。咲夜がナイフで刺しただけだよ」

「そうなんかならよかった・・・ってなんでやねん!」

「おお、ノリツッコミ。霊夢より上手いな」

「いや!大丈夫なん?門番の子!」

「大丈夫、大丈夫。アイツは体丈夫だから」

いやそうゆう問題じゃないと思うんやけど・・・・・・。
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