―urban legend―
□LINE
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『』が彼女の桜
「」が彼氏の優斗
ある日、彼女の桜からLINEがきた。
『あのさ、優斗君・・・』
「なに?」
『なにって・・・。今日がなんの日か分かる?』
「は??今日なんかあったっけ?」
『タメだよ〜、忘れちゃーっていっても優斗君には絶対分からない特別な日だからしょうがないかーw』
「タメってww、誤字るなよっ・・・おっおっおっおっ」
『をっをっをっをっ』
「さすが桜、ノリいいなー」
『いやー、それ程でも〜w』
『まぁ冗談は置いといて…』
「おう。」
『柿食べる?←』
「なんで柿なんだよw」
「確かに柿好きだけどさw」
『ラーメン屋さん行ったら大量の柿貰っちゃってさww』
『これは家族全員でも食べきれられないって思って・・・w』
「ラーメン屋さんww、なにしてんのwww」
『六歳の弟とお母さんとお父さんと今頑張って』
『死ぬ程、食べてるんだけどさーw』
「一向に減らないと?w」
『肉食べたーいw、柿もう要らなーいw』
「肉ってww、ダイエットはどうしたww」
『いやいやー、ダイエットは明日からだよー((』
「おいw、まぁ食ってやるよww」
『食ってくれんの!?w ありがとう! んじゃ今から優斗の家に行くねー』
「おう。」
【ただいま入ったニュースです。昨夜、中西優斗さん(14歳)が死亡しました。何故か死体の周りには44個の柿が散らばってありました。犯人は未だに見つかってない模様です。次のニュースです。】