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□とある王国の物語…的な
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ーーそれはとある星での物語

とある星のとある国、名前はイチゴミルク星イチミル王国

そこには月詠王妃と銀時国王、養子の新八、養女のお妙、神楽がいました

そんなある日、バナナ王国がイチミル王国に戦争を仕掛けてきたのです

結果は勝利

それは末っ子神楽の母国、ハルサメ王国が手助けをしたからでした

イチミル王国とハルサメ王国は神楽の引き渡しを条件に、同盟を結んでいました

「お侍さん、バナナ王国まで配下にしたんだし、そろそろ神楽のお婿さん探させてさっさと結婚させてハルサメ王国の支配下に置かせてほしいな♪」

そう言ったのはハルサメ王国王子であり、神楽の兄、神威だった

「いや、なに思いっきり支配下にしようとしてんの?独立国家だからね?」

「えー」

「えーじゃねぇよ、同盟結ばなかったらどうなってたんd「滅ぼしてた」普通に言うな!」

イチミル王国は、星の中で3番目に強大で、2番目がバナナ王国、そして星最強がハルサメ王国だった

その時、部屋の中に一人の少女が入ってきた

神楽である

「銀ちゃん!げ、バ神威」

「おう、神楽じゃねぇか」

「やあ、バ神楽」

「で、どうしたんだ?神楽?」

「兄貴がいるならいいアル」

「え、ひどい」

「ま、大体わかる、城外切符だろ?」

「うん!」

「城外切符?」

「城外に出るときに必要なんだよ」

「そ、それ、危険なんじゃ…」

「そんな事考えるから言いたくなかったアル」

「ま、無くても行けるんだけどよ、それだと金に困るだろ?この切符、ブラックカードだから」

「すごいね、1つくれよ、お侍さん」

「無理」

そう言って銀時は神楽に城外切符を渡したのだった

ーーーーーー

「トシー!切符もらったアル!行くアルよ!」

「え、めんど「行くアルよー」ちょ、一人はあぶねぇっての!」

そう言って神楽の後に付いていくのは神楽のお世話役、土方

彼はとある理由で母国を離れ、倒れているところを神楽に拾われた

ーーーーーー

『大丈夫アルか?どうしたアルか?』

『立てるアルか?運ぶアル…大丈夫ならいいアル!』

『ここなら安心ネ、銀ちゃんにはまた言っとくアルな!』

ーーーーーー

なので土方にとっては恩人でもあった

だが土方には言わなくてはならないことがあった

それは

自分がバナナ王国出身だと言うこと

そして…

スパイであったこと

ーーーーーー

バナナ王国だった者達は戦争が終わったあと、イチミル王国の一般国民として生きていた

「あー負けちゃいやしたね」

そう言ったのは王子、総悟

「まあ、イチミル王国の国王がまさかあそこまでいい奴とは思わなかったな」

そう返したのは彼の義理の父で国王の勲

「ですね、アイツは『あそこの国王ぜってぇ弱い、しかもアホ、王女の方が強い、いつでもかかってこい』って密告してやしたし…」

「まあ、良かったじゃないか、死ななくて」

「別に俺は死ぬ覚悟でしたけどねィ」

「…」

「じゃ、俺は外に遊びに行ってきまさァ」

「気を付けてな」

「へい」

ーーーーーー

「トシー!次はあれ食べるアル!」

「食い過ぎだろ!」

「いつもと同じくらいアルよ!」

「だーかーらーいつも多いんだよ!」

「えーハルサメでは普通アルよ?」

「すげぇな、あの国…ってあれは!?」

「ど、どうしたアルか?」

土方の目線の先には総悟がいた

「(ヤバイ、見つかったらめんどうだ)行くぞ姫、事情は後で言う」

「わ、わかったアル」

ーーーーーー
一方、総悟は城下町をブラブラしていた

「(ひまーひまひまひまー)」



その時、総悟は見覚えのある人を見つけた

土方である

「…アイツ…さりげなく近づくか」

少し近づいたところで本人にも気づかれ、連れの女と逃げていった

「くそ…追うか」

総悟も土方が消えていった方へ走っていった

ーーーーーー

「…悪かったな、行きなり走って」

「大丈夫ネ…で、」

「あーえーっとな」

「…お前、バナナ王国のスパイだったんダロ?その事アルか?」

「!?なんで知って…」

「銀ちゃんが言ってたアル」

「…悪い、だまして「騙されてるとは思ってないアルよ?」」

「だってあの時のお前は本当に困ってたアル、助けたかったアルよ」

「…姫」

「えーっと、お取り込み中悪いんですが、土方さんですよねィ?」

「違うアル!トシアル!」

「だからトシって呼ぶな!」

そこには総悟が立っていた

ーーーーーー

「で、なんだ?」

と、土方は冷静を保つように言った

「いえ、別にあの日の事を引っ張ってるわけじゃねぇですが…」

「いや、引っ張ってんだろ、つかあれはお前らのせいだろ?」

「…は?なにいってるんd「はみごにするなアルゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ」」

神楽はなんとなく寂しくなり叫んだ

「…つかコイツ誰でィ?」

「姫様だ」

「…おい、『え?こいつが?このでっけぇ声あげたコイツが?姫?だと?』みたいな面下げんナ」

「失礼だぞ総悟、しかもハルサメ王国出身」

総悟は更に驚いた

「ないわーつか土方ロリコン?」

「ロリコンってなにアルか?」

「あーロリコンってのh「忘れろ、姫」」

「あーあ、今からそよちゃんに会いに行く予定だったアルのに」

「明日でいいんじゃないのか?なにより兄貴に見つかったらめんどうじゃね?」

「確かに」

実は神楽の目的は団子を食べることではなく、親友で将軍家王国王女のそよに会いに行くためだった

なぜ神威に見つかると面倒なのかと言うと、とにかく神威は姫とかが嫌いなのだ(自分は王子で妹は王女なのに)

「…また明日来るアル」

「わかりやした、その時はまた「いや、お前とは会わねぇよww」」

「…じゃあ警告だけしときやしょう、…革命が起こりやす、もうそろそろ」

「…革命?」

「そうでィ」

総悟はそれだけを言って去っていった

ーーーーーーーー

続きます

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