ハヤテのごとく！-日常
□文化祭です！
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ハヤテ「あ、お嬢様！そろそろ文化祭ですね♪」
ナギ「…なぜ嬉しそうなのだ？」
ハヤテ「だって白皇の文化祭ですよ？豪華で楽しそうじゃないですか！」
ナギ「そんなことないぞ」
ハヤテ「え？じゃあ例えばなにがあるんですか？」
するとナギはため息をついた
そしてキリッと振り向いた
ナギ「行ったことない！」
ハヤテ「お嬢様…(´・ω・`)」
ナギ「そ、そ、そ、そんな顔をするな！」
ハヤテ「(´・ω・`)」
ナギ「だーかーらー」
ハヤテ「行ってくれないん…ですか？ρ(・・、)」
ナギ「あ…いや、えと……くそ！行ってやるよ！行けばいいんだろ！！」
ハヤテ「ありがとうございます！♪ヽ(´▽｀)/」
ナギ「(…嫌だな)」
泉「てことで文化祭の出し物を決めるよー」
理沙「はいっ！」
泉「どーぞ！」
理沙「動画をとる！」
泉「却下！」
理沙「えー」
泉「えーじゃないよ！ってヒナちゃんが」
理沙「くっ…こうなることを予想してたとは」
美希「はいっ！」
泉「どーぞ！」
美希「メイド喫茶とかお化け屋敷とか」
泉「…美希ちゃんらしくなくてびっくりした」
美希「…うるさい」
ナギ「はい」
泉「おーナギちゃん珍しい！」
ハヤテ「(お嬢様が意見を！？)」
ナギ「ハヤテに女装させたらいいんじゃないのか？」
するとハヤテが固まった
ハヤテ「なんでですか！？」
理沙「いいなそれは！」
美希「あぁ！」
泉「うん！！」
泉は黒板にスラスラ書き笑った
『ハヤ汰くんのじょそー！！』
と
そしてその後の多数決の結果
『ハヤテが女装するメイド喫茶おばけもいるよ』
となった
ハヤテ「(マジか…)」
ナギ「(これなら私も行けるしな)」
あともう１つ大きな問題が生じた
ナギ「劇？そんなのもするのか？」
ハヤテ「…本当に行った事ないんですね」
ナギ「うっさい！」
泉「でねー演目が…なんだっけ」
美希「『シンデレラ』だろ」
泉「そう！中の奴も今回の文化祭の曲中でするからここでもシンデレラさせよーって事だったよね！！」
ナギ「どんな事情だよあのバカ」
とさりげなく中の奴にツッコんだ
その時ふいにハヤテが口走った
ハヤテ「『シンデレラ』ですか…」
泉「どうしたの？ハヤ汰くん？」
ハヤテ「あ、いえ、去年、前の学校でやったんですよ、王子役を」
ナギ「！！な、なんだと！？」
泉「じゃあ王子役は経験者のハヤ汰くんで！」
ハヤテ「え？い、いいんですか！？」
ナギ「ち、ちなみにその時のシンデレラ役は？」
その時、ナギの頭の中には一人のハムスターが思い浮かんでいた
ハヤテ「西沢さんです」
ナギ「ァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
ハヤテ「ちょちょちょお嬢様！？」
ナギ「くっ…わかった、シンデレラ役は…」