銀ハヤ
□第2話
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それは数日前のこと
「…犬追いかけてたらここどこかわかんなくなったアル」
神楽は道に迷っていた
ぜーんぜんここがどこかわからなくて日も暮れだした
その時
「あれ〜?迷子かにゃ〜?」
「…うわ!誰アルか!」
「私は委員長レッドの瀬川泉だよ♪」
そう、彼女は白皇学院でハヤテのクラスのいいんちょさんである瀬川泉だった
「…ここどこアルか?」
「ここは私のおうちの中だよ?」
「え」
「あ、いや、大丈夫!侵入者じゃなくて、わんちゃん追いかけてたんだよね!」
神楽は思った
え、いや…え!?ここ家アルか!?…よく見たら家後ろにあるアル!!
すると泉は続けて
「今日はもう暗いし、私んち泊まる?」
「いいアルか!?」
「うん!いいよ!!あなたのお名前は?」
「神楽アル!」
「神楽ちゃん!可愛い名前だにゃ〜」
たまに猫語を使うのに疑問を持ちつつ、自分も人の事言えないのでほっといた
それでその日は泊めてもらえることとなったのだった
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「てことがあったの!!」
神楽を銀魂高校まで送った後、泉は白皇学院へ向かっていた
その道中たまたま出会ったハヤテにその話をした
「へ〜そうなんですか、優しいですね、瀬川さん」
「そうだろう、綾崎、だから俺w「変態は向こう行け!」」
そしてハヤテは飛び蹴りを繰り出した
泉の双子の兄にして執事である瀬川虎鉄は飛んでいった
「あ、相変わらずだね、ハヤ汰くん…笑」
「すみません朝から…」
「大丈夫、大丈夫」