銀ハヤ
□第1話
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ある日、白皇学院生徒会長である桂ヒナギクは銀魂高校の理事長であるお登勢に呼ばれた
「なんでしょうか?」
「あんたが理事長かい?」
「い、いえ、生徒会長です、理事長の代わりに来ました」
「あぁ、そう言えばそんなことを言ってたような言ってなかったような…まあ、いいんだ、そんな事より…」
「は、はい、例の件ですね、大丈夫です」
「ありがとうね」
「いえいえ、困ったときはお互い様です」
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「ったく、うちの生徒、教師にも見せつけてやりたいよあたしゃ」
それはヒナギクが学院へ戻ったあと、お登勢が呟いた
実は銀魂高校でこんなことがあったのだ
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それは3年Z組の調理実習の時だった
「あら、先生、卵焼きが出来ました」
そう言ったのは志村妙だった
「…いや、だから焼けたたまg「卵焼きですよ」」
そんな彼女に懸命にツッコミをしようとしたのは担任の銀八だった
「…ぱっつあんどうにかしてくれよ」
と、お妙の弟、新八に言う
…兄弟が同じ学年なのは一旦気にしないでほしい
「…無理です」