ぬ〜べ〜夢小説 ★完結★

□切り裂き魔
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スケート場に着くと早速滑るゆきめ。

郷「わー!ゆきめさん素敵ー!」

ま「オリンピックの選手みたいなのら!」

ぬ「そりゃそうだろ、雪女なんだから。」

雪「先生ー!一緒に滑りませんかー?」

ぬ〜べ〜が有希の様子を伺う。

ゆ「あ!ど、どうぞ行ってきてください。私は・・・ちょっと。」

有希はスケート場のはじの方から動かない。

ぬ「宮田先生。」

雪「鵺野先生ー!はーやーくー!」

その声はスケート場に響き渡り、とても恥ずかしい。

仕方なく近くに行くぬ〜べ〜。

雪「うふふ。鵺野先生、私と一緒・・・ってあれ?!鵺野先生!」

ぬ〜べ〜はスピードスケートのようにゆきめの横を通り過ぎる。

雪「せんせー!一緒に滑りましょうよー!」

ぬ「俺は1人で滑るのが好きなんだ。」

雪「お願いします!止まってください〜!」

ぬ「いちいちうるさいなぁ!」

雪「あ・・・。」

するとぬ〜べ〜は壁に勢いよくぶちあたる。

雪「だから、止まってって言ったのに。」

ぬ〜べ〜はその場に倒れる。




ゆ「うわっとと!!」

どうやら有希はスケートが苦手なようだ。

ゆ「きゃあ!」

後ろに勢いよく倒れる。

しかし、背中に痛みはなかった。

ぬ「大丈夫ですか?」

ゆ「あ、鵺野先生。ありがとうございます。」

ぬ〜べ〜がギリギリで有希の体を受け取ったのだ。

顔を赤らめる2人。

雪「鵺野先生!私と滑っていたじゃないですか!!」

ぬ〜べ〜を氷漬けにして連れて行く。

ゆ「あっ・・・。」

ぬ「た、助けてー!」

しかし、滑れない有希は助けに行けない。

美「ぐふふ、やっぱりこの3人は面白いわー!」

雪「(そうよ!2人上手いからダメなのね!よし!)」

ようやく氷が溶けて立ち上がるぬ〜べ〜。

雪「鵺野先生!私が滑り方教えますよ!」

ぬ「俺は滑れるの!」

そう言って有希の所へ滑ろうとするので、氷のコブを作り転ばせる。

ぬ「ぐえ!」

雪「あらあら、やっぱり教えましょうか?」

ぬ「お、おかしいな。」

そう言って立ち上がり、滑り出すものの再びコブを作るゆきめ。

それを繰り返すとぬ〜べ〜の頭はタンコブだらけだった。

雪「鵺野先生スケート下手くそですねー!私が手取り足取り腰取りお教えしましょう・・・ってあれ?」

ぬ〜べ〜はスケート靴を脱ぎどこかへ行ってしまう。
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