ぬ〜べ〜夢小説 ★完結★

□巨大怪魚
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ぬ「くそ!何であいつ平気な顔して戻ってきたんだ!」

授業しながら怒るぬ〜べ〜。

ゆ「ま、まぁ。今のところおとなしくしていますし。」

ぬ「くっ・・・。794年大化改新では、鎌足が計画を立て、実行したのは中大兄皇子だ!」

ゆ「あ、鵺野先生それ・・・。」

その声に振り向くが、玉藻が手を挙げているのに気がつく。

玉「鵺野先生。」

ぬ「はいなんですか!玉藻先生!」

玉「大化改新は645年です。794年は平安京だと思いますが。」

ぬ〜べ〜はみるみる顔が赤くなっていく。

ま「またぬ〜べ〜先生間違えたのら!」

美「教育実習生の玉藻先生に教えられてちゃ世話ないわね。」

ぬ「ぐぬぬぬぬ!」

ゆ「ま、まぁまぁ。」

授業も終わり、職員室へ戻るとぬ〜べ〜は玉藻の胸ぐらをつかむ。

ぬ「おい!玉藻!お前は俺を倒したいんだろう!」

ゆ「ちょ、職員室で喧嘩はよくないですよ!」

その時、広と郷子もやってくる。

郷「ちょ、ちょっとなにやってるのよ!」

玉「まぁ、そう急ぐことはないでしょう。」

ぬ「急ぐんだよ!!近くに妖怪がいると思うとおちおち授業も出来ないだろうが!!」

玉「ふっ。私は言ったはずです。鵺野先生だけでなく、有希先生にも用があると。」

ぬ「宮田先生に何かしてみろ!絶対にお前を許さないからな!」

ゆ「鵺野先生。」

広「おお!」

郷「いう〜!」

玉「ふっ。」

すると玉藻は扉の方を見る。

玉「おや、リツコ先生ではありませんか。」

ぬ「え!リツコ先生!!」

リツコ先生の姿はビキニの水着姿だった。

ぬ「うはーーー!」

ぬ〜べ〜は鼻血を出す。

有希の後ろで広も鼻血を出す。

リ「ふぅ、暑い暑い。年をとるとプールの授業も疲れるわい。」

ぬ「り、リツコ先生はプールの授業でそんな大胆な・・・水着を?!」

リ「お!鵺野先生!腰をもんでくれんかね?」

ぬ「は、はい!!喜んでー!」

そう言って、デレ顔でリツコ先生の腰を揉んでいく。

ゆ「ぬ、鵺野先生・・・。」

ぬ〜べ〜は後ろの殺気に気がつく。

ぬ「あ、いや・・・その・・・。」

有希はぬ〜べ〜の頬っぺたを平手でたたく。

ゆ「鵺野先生嫌いです!!」

そう言ってプンスカしながら職員室を出て行く。

広「あーあ。」

郷「まったく、なにやってるのよ。」

ぬ「ううう。宮田しぇんしぇ〜。」

リ「どうかしたのかね?」

ぬ「・・・なっ!!」

先ほどリツコ先生だった人はまるで別人になっていた。

ぬ「い、石川先生!!!」

石「ん?」

石川先生とはぬ〜べ〜と仲がいい男の先生で、太めの剛毛な先生だった。

郷「きっとあいつのせいよ!!」

広「そうか!あいつの得意技、幻視の術。」

ぬ「く、くそお!玉藻めぇ!!!」

郷「でも今のはぬ〜べ〜が悪いわ。」

広「だな、気持ちはわかるけど。」

その言葉に郷子は広を殴り飛ばす。
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