ぬ〜べ〜夢小説 ★完結★

□妖狐
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ぬ「おーい、席につけ〜。」

その声にみんなは席に着く。

ぬ「紹介しよう。教育実習生の玉藻京介先生だ。」

その紹介後すぐに食いつく女子たち。

美「きゃーーー!玉藻先生!!素敵〜!」

「かっこいいー!」

「こっちむいてー!」

「ぬ〜べ〜の100万倍かっこいい!」

「まるで月とスッポンね!」

美「それを言うなら鯨とミジンコよ!!」

ぬ「お前らなぁ!」

女子たちの興奮は収まらない。

美「玉藻先生の趣味はなんですか?」

玉「はっはっは。そうだなぁ、古代種の研究とピアノかな?」

美「あーー素敵ーー!誰かさんと違って幽霊の研究とパチンコが趣味とは違うわね!」

ゆ「パチ・・・。」

ぬ「あ!ち、違うんです!た、たまに行くだけで・・・美樹!!!」

美「玉藻先生!!好みのタイプはどんな人ですか?」

玉「そうですね。おしとやかな女性が好みですかねぇ。有希先生なんか、とてもおしとやかで美しい。」

ぬ「なっ!」

玉「みなさんも有希先生みたいな女性を目指して日々努力してみてください。」


ゆ「わ、私なんか大したことありません。」

その顔は赤く染まっていた。

美「私、有希先生にお料理習ってますの、おほほほほ。」

ぬ「なかなか上達しないけどな。」

美「ぬ〜べ〜!余計なこと言わないでよ!」

すると、玉藻は広の元へ向かう。

玉「立野 広くんだね?」

広「え?あ、はい。」

玉「君はサッカーが上手いと聞いている。私もサッカーが好きでね。」

広「そ、そうなんすか!」

克「広!有名じゃねぇか!」

玉「君とは気が合いそうだ。」

その時何かを感じ取るぬ〜べ〜と有希。

ゆ「あ、あの。鵺野先生。」

ぬ「ええ。」

獣のような、ものすごい嫌な感じがした。


そして体育の授業。

ぬ「さて、学年合同のサッカー大会がそろそろ始まる。そこで今日はサッカーを行う。」

広「お!ラッキー!」

克「よかったな広!」

ぬ「その前に俺が手本を見せよう!」

広「え、大丈夫なのかよ?」

ぬ「リフティングのぬーちゃんって呼ばれてたんだぞ!」

そのリフティングはとても上手だった。

ゆ「さすがです!!」

ぬ「ふふん。」

すると後ろの方からキャーと女子の歓声があがる。

その先を見ると玉藻が高速リフティングをしていた。

美「すごーい!」

広「どうやったらあんな動きできるんだ!?」

そしてそのボールをぬ〜べ〜にパスする。

玉「鵺野先生。私と勝負をしませんか?」

ぬ「勝負?」

ゆ「い、いや今は体育の授業ですし・・・。」

克「固いこと言うなよー!」

ま「勝負を見るのも勉強のうちなのら!」

郷「ぬ〜べ〜やっちゃえ!」

美「頑張って玉藻先生!」

広「いけ!ぬ〜べ〜!」

そして、勝負をすることになった。
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