スコール夢小説★完結★

□記憶
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ス「みんな!どこだ!?」

探し回るがあたりは真っ暗だ。

ス「ベリンダ!ゼル!セルフィ!キスティス!アーヴァイン!リノア!サイファー!」

しかし、声だけが虚しく響く。

ス(俺、ひとりなのか?)

スコールは走り出す。

ス(ベリンダの声が聞きたい。)

走って走って走り疲れ、膝をつく。

ス(俺・・・ひとりじゃ帰れないんだ。)

再び走るが、永遠に続く黒い空間。

スコールは絶望していった。








気がつくと地面と空が現れていた。

ス(ここは・・・。)

空は薄暗く地面は乾燥し、ひび割れていた。

とりあえず歩いてみることにした。

しかし、歩いても歩いても何にもなく誰一人も見つからなかった。

疲れ果てその場に座ってしまう。

いつのまにか地面は小さくなっていた。

ス(みんな・・・どこにいるんだ。)

しかし、スコールは疑問に思う。

ス(・・・みんなって、誰だ。)

スコールは頭を抱える。

すると、指輪が光り出した。

ス(指輪・・・。)

すると、花畑に立つ女性が現れた。

ス(・・・指輪・・・ベリンダ?)

スコールはベリンダの名前を思い出した。

ス「ベリンダ!」

ベリンダはゆっくり振り返るが、顔がぼやけて全く見えない。

ス(ベリンダって・・・誰だ。)

スコールは必死に思い出す。

『また喧・・・のね。』

『目の前で死・・・ちゃ夢・・・もの。』

『あ・・・知り・・・なの?』

ス(誰だ・・・ベリンダ、俺の・・・。)

『私何があ・・・スコールの・・・る!』

『うん・・・私もス・・・き!』

ス(俺の・・・。)

すると、アーヴァインとベリンダが現れる。

『ベリンダ・・・。』

『アーヴ・・ン。好きよ。』

2人は抱き合った。

ス「ベリンダ・・・。」

スコールの心は痛くなった。

ス(なんで痛くなる。)



ースコールは思い出せなかったー



ースコールはベリンダを失ったー



ス「やめろ!!」



ースコールは嘘つきだー



ースコールは誰も愛せないー








ースコールはひとりぼっちだー



ス「やめろー!!!」






すると、初めてイデアと戦ったシーンが流れる。

ベリンダは宙に浮き首を絞められる。

ス(・・・ベリンダ。)

そして、宙に浮くベリンダはイデアの氷に腹を貫かれた。

ス「ベリンダ!!!」

スコールは涙を流した。

ス(ベリンダは死んだ・・・?ベリンダは・・・。)

スコールはその場に膝をついてしまった。
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