スコール夢小説★完結★

□魔女アデル
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ス「ママ先生。」

イ「どうかしましたか?」

ス「・・・俺・・・ママ先生との約束が守れてないって・・・サイファーに言われました。」

イ「私との約束・・・確かにありましたね。」

どうやらイデアは覚えているようだ。

ス「・・・でも、自分で思い出さないと意味がないと・・・アーヴァインに言われました。」

イ「・・・そうですね。スコールにとって、大切な約束ですから。」

ス(俺にとって大切な・・・。)

イ「今は思い出せなくても、スコールが本当に大切な事に気づけば・・・きっと思い出せますよ。」

ス「・・・。」

イ「焦る事はありません。」

ス「・・・はい。」

元気がないスコールの頭を撫でるイデア。

イ「こうすると、昔に戻ったようですねスコール。」

ス「・・・。」

セルフィがスコールの元へやってくる。

セ「ねっ!そろそろいいんじゃない?」

ス「・・・そうだな。」

スコール達はルナゲートへと向かった。



「お待ちしておりました。どうぞこちらへ。」

案内された先には大きな機械が置いてあった。

どうやらその機械で宇宙へと向かうようだ。

リノアはもうすでに準備が出来ているようだ。

「乗れるのはあと2人。リーダーの君は行くとして、あと1人選んでくれ。」

スコールはみんなをみる。

ス「・・・ベリンダ。一緒に来てくれるか?」

べ「・・・わかった。」

2人は機械の中へ入ろうとする。

ア「ベリンダ!」

べ「何?」

ア「・・・必ず帰ってきて。僕・・・いや、みんなで待ってるから!」

べ「・・・わかった。必ずリノアも元気にさせてくる!」

ス「・・・行くぞ。」

スコールとベリンダとリノアは宇宙へと飛びたった。

ゼ「スコール達、上手くいくといいな。」

イ「そうですね。」

キ「きっと大丈夫よ。」

セ「ねぇ、アーヴァイン。どうしたのー?」

落ち込むアーヴァインを心配するセルフィ。

ア「・・・無事に帰ってくるよね。」

ゼ「ん?」

ア「・・・僕、心配なんだ。」

ゼ「なんだよ、お前らしくねぇな。」

ア「・・・。」

するとイデアが寄ってくる。

イ「大丈夫ですよ、アーヴァイン。スコールならあの2人を守ってくれる。それにあの時、私に約束しましたから。」

ア「でもスコールは!」

イ「・・・彼の心の中には、まだ残っていますよ。」

ア「え?」

イ「あなたも負けられませんね。」

イデアは全てをお見通しのようだ。
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