スコール夢小説★完結★

□エルオーネ
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エルオーネがいるであろう白いSeeDの船を探すスコール達。

ベリンダは息抜きに外の風を浴びていた。

べ「良い風・・・。」

するとそこにアーヴァインがやってくる。

ア「あ、ベリンダ・・・。」

べ「・・・アーヴァインも風浴びに来たの?」

ア「・・・まぁ、そんなとこかな。」

アーヴァインはベリンダの隣に行き、手すりに寄りかかった。

ア「・・・リノア、大丈夫かな。」

べ「・・・大丈夫よ。リノアにはスコールがついてる。」

ア「・・・。」

べ「スコールだけじゃない・・・私達だって。」

ア「・・・そうだね。」

べ「・・・私、必ずリノアを助ける。」

ア「え?」

べ「リノアの仲間の為、リノア自身のため・・・そして、スコールのために。」

ア「・・・。」

べ「私、そう決めたの。」

そう言って中に入っていった。

ア「・・・ベリンダ。」







すると、白いSeeDの船が見つかったと放送が入った。

ベリンダは船へと向かった。

「君たちは?」

ス「俺は、バラムガーデンのスコール。この船の指揮官に会いたい。」

「僕がリーダーだ、話を聞こう。」

ス「・・・エルオーネを探している。ここに居るとイデアから情報を得た。」

「なぜ・・・イデアに?」

スコールはあったことを話した。

「信じる理由はない、お引き取り願おう。」

そう言って奥の部屋へと入ってしまった。

べ「ママ先生から手紙もらったんでしょ?早く見せに行きましょう。」

ス「あぁ。」

スコールは後を追って手紙を見せようとする。

すると、見たことある人物が立っていた。

ワ「あ!久しぶりっすー!」

ゾ「うお!どうした!」

そこにいたのはワッツとゾーンだった。

ワ「みんな元気だったっすかー!?」

どうやら、ガルバディア兵に追われているところをこの船に助けてもらったようだ。

ゾ「あれ?リノアは?」

ス「・・・魔女だったイデアと、俺たちは戦った。」

ゾ「・・・。」

ス「その戦いの後から、ずっと意識がない。今でもガーデンで眠っている。」

ゾ「なっ!俺は言っただろ!!リノアに何かあったら許さないって・・・それを・・・それを・・・お前!」

ワ「ゾーン!やめるっす!!」

怒るゾーンを止めるワッツ。

ワ「何かわけがあったんすよ。スコール達がリノアを見捨てるわけないっすよ。」

ゾ「・・・。」

ス「・・・すまない。」

落ち込むスコールを見てベリンダは前に出る。

べ「リノアはまだ生きてる・・・。スコール、あなた諦めてない?」

ス「・・・。」

べ「私、エルオーネに会って確認したい事がある。」

ス「・・・なんだ。」

べ「エルオーネは過去へ人の意識を飛ばす事ができるんでしょう?それなら、リノアがあぁなった時に戻って何か出来ないのか、私は知りたい。」

ス「・・・でも、エルオーネは。」

べ「でもとかだってとか要らない!少しでも可能性があるならやってみようよ!」

セ「ベリンダ・・・。」

ス「・・・そうだな。」

ワ「ほらゾーン!大丈夫っすよ!リノアは元気になるっす!!」

ゾ「・・・。」

ゾーンは後ろに振り返る。

ゾ「スコール・・・もう一度言う。リノアに何かあったら・・・今度こそ許さないからな!」

ス「・・・わかった。」
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