スコール夢小説★完結★

□魔女イデア
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魔女のいる場所を目指した。

皆は移動しながら会話をする。

キ「ねぇ、リノア。」

リ「何?」

キ「それ、スコールの指輪よね?」

リ「うん!」

キ「・・・それは、指に入らないから首からかけてるのよね?」

リ「え?そうだよ。」

キ「・・・あのねリノア。ベリンダは本気であなたを助けに行った・・・それなのにあなたは。」

リ「キスティスが言いたいことは、わかってる。」

キ「え?」

リ「でも、私も本気なの。こうでもしないと・・・振り向いてくれなそうで。」

キ「・・・。」

リ「自分でもやな奴ってわかってる。けど、こうするしかないの。」

キ「リノア・・・。」





ア「なぁ、スコール。」

ス「なんだ。」

ア「本当に忘れちゃったのか?昔の気持ち。」

ス「・・・覚えてない。」

ア「そっか。」

ス「・・・何か知ってるのか?」

ア「・・・知ってるよ。」

ス「・・・。」

ア「でも、スコール自身がちゃんと思い出さないと意味がない。」

ス「・・・。」

ア「早く思い出してよ・・・僕のためにも・・・。」

ス(僕のためにも?)





ゼ「な、なぁ。ベリンダ。」

べ「・・・。」

ゼ「その、俺が何か作ろうとしてるのって・・・もう知ってんのか?」

べ「・・・知らない。」

ゼ(絶対知ってる反応だろ!)

うーんと頭を悩ます。

ゼ「俺はさ・・・みんな仲間で、みんなが大切なんだ。だから、その中の誰かが悩んでたら話聞いてやりたいし、何とかしてやりたいって思うんだ。」

べ「・・・わかってるよ。ゼルの事は。」

ゼ「・・・。」

べ「・・・ちゃんとそっくりに作ってあげて!」

ベリンダは1人先に行ってしまった。

ゼ「ベリンダ・・・。」



奥のエレベーターに乗る。

登った階にはサイファーとイデアがいた。

サ「なんだ、しけた顔してんなお前ら。」

ス「あんたには関係ない。」

サ「はっ!そうだな!俺様には関係なかったな!!」

サイファーは一人一人に話しかける。

サ「キスティス先生。俺は可愛い教え子だろ?」

キ「そんな事わすれたわ。」

サ「リノア・・・お前にできるのか?1年前はよぉ。」

リ「やめて!」

サ「ベリンダ・・・5歳の時、お前と一緒にガーデンに来れて、俺は本当は嬉しかったんだぜ!」

べ「・・・だから何。」

ス「俺たちの気持ちをぐらつかせようとしても無駄だ。あんたの言葉は届かない。」

サ「はっ!そうか・・・残念だな。」

するとサイファーはイデアの方を向く。

サ「ママ先生。こいつ、ママ先生との約束守れてません。」

ス(約束?)

イ「・・・。」

サ「ベリンダのその顔は、誰かに傷つけられた時の顔だ。だろ?ベリンダ。」

べ「・・・そんな事、ない。」

しかし、元気がないベリンダ。

リ「・・・。」

サ「ははは!そらみろ!だから俺はスコールがベリンダを守るなんて無理だって言ったんだ!」

ス(ベリンダを守る?ママ先生との約束?)

ざざっと頭の中に映像が流れる。

ス「うっ!」

サ「隙あり!!」

サイファーの剣をベリンダが受け止める。

べ「スコール!しっかりしなさい!」

ス「ベリンダ・・・。」

サ「はははっ!!お前ら、昔と全然変わらねぇなぁ!!!」

サイファーとの戦いが始まった。
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