スコール夢小説★完結★

□バンド
2ページ/6ページ

ゼ「・・・え?」

スコールは目を丸くして驚く。

セ「スコール!」

ア「キスティスにリノア!会いたかったよー!」

べ「・・・約束通り連れて帰ってきたわよ。」

ス「・・・よかった。」

そのスコールの声に皆スコールを見る。

ス「・・・無事で・・・また会えてよかった。」

そのセリフにえへへと照れるセルフィとアーヴァイン。

べ「・・・スコールらしくないわね。」

キ「フフフ!」

ゼ「スコールだって心配してたんだぞー!なっ?」

スコールの肩に手を置くゼル。

ス「う、うるさいな!」

その手を払いのける。

ゼ「照れるなって!」

そういうゼルの腹をボカッと殴る。

ゼ「おま・・・腹はないだろ、腹は。」

その場にうずくまる。

ス「みんなはセルフィ達をガーデンまで案内してくれ。俺は街の様子をみていく。」

キ「了解。」

ゼルは動けそうにない。

べ「まったく。手加減くらいしなさいよね。」

ゼルに肩を貸す。

ス「手加減はした。」

べ「・・・じゃあ、ゼルが弱いんだ。」

ゼ「か、加減なんてしなかっただろー!」

ベリンダがゼルを連れて歩く。

何気なく後ろを振り返ると、リノアはスコールを待っていた。

べ「・・・。」

ゼ「・・・おい。どうした?」

べ「・・・別に。早くバラムガーデンに行きましょ!」

ベリンダ達がしばらく歩いていると、リノアが走ってきた。

リ「ハァハァ・・・置いてかないでよね!」

セ「ごめんごめん!スコールと何か話してたから一緒に行くのかなって思ってさー!」

リ「・・・ちょっと聞いてみたいことがあっただけ。」

べ「・・・。」

ゼ「ベリンダ!もう大丈夫だ!ありがとう!」

べ「・・・いいえ。どういたしまして。」

元気がないベリンダに首をかしげるゼル。

キ「・・・疲れたんじゃない?」

ゼ「おお。そりゃそうだな!」

そうこう話してるうちにバラムガーデンに着いた。

ベリンダ達は手当てを受け、各々過ごしていた。

ガーデンでは学園長の放送が流れていた。

《ガーデンは魔女討伐の移動基地となります。私は、みなさんのリーダーにスコールを指名しました。》

べ(スコール・・・。)

ベリンダは自分の部屋でベットに寝転んでいた。

べ(・・・スコールはリノアの事好きなのかな。)

べ(リノアも・・・きっと好きなんだろうな。)

枕に顔を伏せる。

べ(私は・・・スコールの事・・・好きなのかな。)

あの2人を見ると心がざわざわし、スコールを見るとドキドキする。

べ(・・・そうだとしても・・・無理、だよね。)

スコールとリノアの雰囲気を思い出し、落ち込むベリンダ。

べ(・・・って!何考えてるの!!仕事に集中しないと!)

するとそこにセルフィがやってくる。

セ「ベリンダー!いるー?」

べ「・・・どうぞ。」

セ「おー。ベリンダの部屋綺麗だねー!」

べ「・・・で、何か用?」

セ「ちょっとみんなに話があってさ!」

みんながもう待ってるというので、セルフィの後をついていった。

そこにはスコール以外が集まっていた。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ