スコール夢小説★完結★

□ミサイル
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一階に着くと目の前には扉があった。

ス「開けるぞ。」

するとゴゴゴと音が聞こえてきたのでスコールは慌てて離れる。

するとそこに流れ込んできたのは砂だった。

べ「砂?」

キ「埋まってるってことなのかしら。」

セ「ねぇ、なんか聞こえない?」

どこからか銃撃音が聞こえてくる。

べ「・・・ゼルが危ない!」

ス「っち!!」

スコールは階段でスタタタとゼルの元へ走っていった。

セ「ちょ、ちょっとはんちょー!!」










ゼ「くっ。」

「手こずらせおって・・・死ね!!」

するとそこにスコールがやってきて敵を倒す。

ゼ「スコール!!」

ゼルはスコールに抱きつく。

ス「な、なんだ!離せ!!」

ゼ「スコールぅぅ!」

ス「離せって言ってるだろ!」

そう言って剣の柄でゼルの脳天をつく。

ゼ「いってー!」

するとそこにベリンダ達も追いつく。

キ「スコール!ゼル!」

べ「良かった・・・。」

セ「もう!スコールったら1人でタッタと行っちゃうんだからー!」

ゼ「え?」

セ「そんなにゼルが大事?」

ゼ「いやぁー!照れるなぁー!なぁおい!」

スコールは深くため息をついた。

しかし再会を喜んでいる場合ではない。

敵が発砲してきた。

べ「多いわね・・・。」

セ「魔法も制限されてるから何にも出来ないよぉー!」

どうしようと思っていると、バンっ!と音が聞こえる。

次々と倒れる敵。

その先にはアーヴァインがいた。

ア「僕の腕にかかればこんなもんさっ!」

リ「何カッコつけてるのよっ!」

リノアに蹴飛ばされ階段をゴロゴロと落ちてしまうアーヴァイン。

リ「スコール!みんな!」

キ「リノア無事だったの?」

ア「そりゃそうさ、僕が連れ出したんだからね!」

ゼ「どういうことだ?」

リ「私の父がガルバディア軍を通じてした事なの。私だけここから連れ出すように命令したらしいの。」

ア「それで!」

リ「それでこの男、命令通りに私だけを連れ出したのよ。」

セ「えー!」

ア「いやそれはその!」

リ「ねぇ、ひどいと思うでしょー!」

べ「中々な事してくれるじゃないアーヴァイン。」

ア「あぁ!!もう、悪かったって!だからこうして助けにきたじゃないか!」

その必死な顔にベリンダはプフっと吹き出す。

べ「あはは!何よその顔!」

ゼ「・・・ベリンダが・・・。」

セ「・・・笑った。」

キ「・・・ふふふ!」

リ「もう、笑い事じゃないんだからぁー!」

べ「あははは!」

ベリンダの笑う顔を見てスコールも優しく微笑んだ。
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