スコール夢小説★完結★
□ガルバディア・ガーデン
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ゲートへと向かうと雷神に呼び止められる。
その後ろには風神もいた。
雷「スコール!ベリンダ!」
ス「何をしてる。」
雷「何してるっておまえ、伝令だもんよ!」
シド学園長からの新しい命令を伝えに来たようだ。
ス「どんな命令だ?」
雷「知らんわそりゃ。このガーデンの偉い人に渡しちまったもんよ!シド学園長に言われた通りだかんな!」
風神は周りをキョロキョロする。
風「サイファー?」
どこにいるか聞いているようだ。
ス「・・・サイファーは死んだらしい。ガルバディアに裁判にかけられて処刑されたって聞いてる。」
風「嘘!」
雷「ははは!!それは嘘だもんよ!大人しく裁判なんて受けないもんよ!」
べ「・・・そうかもね。」
雷「だろー?黙って処刑されるサイファーじゃないもんよ!」
風「訪問!」
雷「おう!じゃあなスコール、ベリンダ!俺たちはサイファーを探しにガルバディア行くかんな!」
そう言って走っていった。
べ「・・・私たちも行こっか。」
ス「あぁ。」
ゲートにはすでにみんな集まっていた。
しばらく待つと、ガルバディアガーデンのマスター、ドドンナがやってくる。
ド「君たちにバラムガーデンのシド学園長から命令書が届いている。」
左右に歩きながら話すドドンナ。
ド「平和使節に魔女が選ばれたのは知っているな?しかし、平和使節とは名ばかり。行われるのは会談ではなく脅迫だ。」
べ(でしょうね。)
ド「ガルバディアは魔女を使って、世界を征服しようとしているのだ。このガーデンも魔女の本拠地にすると通達が来た。」
その言葉に驚く一同。
ド「我々は君たちに、世界とガーデンの平和・・・そして未来を託す!詳しいことはこの命令書を読んでくれ。」
ドドンナは命令書をスコールに渡す。
読み始めるスコール。
ド「質問は?」
ス「命令書によると方法は射撃とあります。しかし、我々の中には確実に狙撃できる技術を持つ者がいません。」
ド「その点は心配しなくてもいい。」
ガルバディアガーデンから優秀な狙撃手を連れてきてくれるようだ。
ド「アーヴァイン!アーヴァイン・キニアス!」
名前を呼ばれ、歩いてくるアーヴァイン。
ドドンナは準備が出来次第出発してくれと言い残し、去っていった。
みんなに命令書の中身を説明する。
ス「バラムとガルバディア両ガーデンからの命令だ。俺たちは、魔女を暗殺する。」
ゼ「あ、暗殺!?」
ス「手段は遠距離からの狙撃だ。キニアスが狙撃手をつとめる。俺たちはそのサポートだ。」
べ「魔女を射撃ね・・・。」
ス「作戦が失敗した場合は直接バトルで正面攻撃だ。」
ア「僕は失敗しない。ドント・ウォーリーだよ!」
魔女暗殺のため、デリング・シティへ向かう。
ス「そこで、カーウェイ大佐とあって具体的な作戦の打ち合わせをする。」
さぁ行くぞとスコールが言うとアーヴァインが動く。
ア「じゃあ、デリングシティまでのメンバーを決めなきゃね!」
アーヴァインはリノアとセルフィ、そしてベリンダの手を引き自分の横まで連れてくる。
ア「大勢で移動すると目立つしね!これでいいだろ?」
キ「・・・。」
ゼ「ただの女好きかよ。」
あれ?と思いキスティスを見ると鬼の形相をしていたので、何も話しかけなかった。
ス「・・・ベリンダはこっちだ。」
べ「えっ。」
ベリンダの手を引き自分の横に連れてくる。
ア「えー。」
ス「あとは勝手に苦労してくれ。」
セ「苦労ってひどーい!!私たちの事そう思ってたんだ!」
リ「よーっく、わかりました。」
そう言うとアーヴァインにひっつく2人。
ア「素敵な女子達と一緒に歩けるなんて僕は幸せだなぁ。本当は君にもいて欲しかったけど。」
ベリンダを見ながら言う。
べ「・・・そんな事より早く行きましょう。」
ア「クールな女子も好きだなー!」
スコールはやれやれ首を振る。
先にアーヴァイン達が出発する。
キ「私、むかついた。」
ゼ「アーヴァイン・キニアス・・・気に入らねぇ。」
すると、キスティスはスコールにひっつく。
キ「スコールくん、行きましょ!」
ス(な、なんだよ。)
ゼ「おい!あいつより早く着こうぜ!!そうじゃなきゃ気が済まねぇ!」
べ「走ったって一緒だと思うけど。」
スコール達はガルバディアガーデンを後にした。