スコール夢小説★完結★

□ガルバディア・ガーデン
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どんどん奥へ行き、崖へとたどり着く。

その後ろにはエスタ兵が付いてきていた。

ラ「もしかして・・・。」

キ「最悪な。」

ウ「パターン?」

崖っぷちとはまさにこの事だ。

何とかエスタ兵を倒すも、最後の1人の攻撃によってキロスとウォードは重傷を負ってしまった。

何とか崖っぷちまで2人を連れて行く。

ラ「見ろよ!船だぜ!俺たちは助かったんだ!」

しかし、ここは崖の上。

重傷でここから飛び降りるなんて死にに行くようなもんだ。

しかしラグナは諦めなかった。

2人を崖から落とし、あとは自分だけだ。

ラ「おまえら、スゲェ勇気だぜ。こんなところから良く飛ぶよなー。」

自分が落としたくせに、おー怖と下を覗くラグナ。

ゆっくり降りようとすると足を滑らせ、変なところに激突し落ちていった。












べ「うーん。」

3人は同時に眼を覚ます。

ゼ「またラグナか!?」

べ「ラグナ・・・ええそうね。」

キ「これは何なの?」

ス「ここで考えてもきっと、何もわからないさ。先を急ごう。」

ゼ「もうすぐだからな!行こうぜ!」

するとリノアがスコールとベリンダの前までやってくる。

リ「スコール、ベリンダ。」

べ「何?」

リ「さっき言い過ぎた、ごめんね。」

べ「・・・私も言い方が悪かった・・・ごめん。」

ス「・・・先を急ぐぞ。」

リ「うん!」


そして、ガルバディアガーデンへと着いた。

キスティスは学園長に事情を話しにいった。

べ「静かな場所ね。」

ス「いいところだ・・・。」

べ「・・・そうだね。」

そんな話をしていると2階の応接室に来いと放送が入る。

しばらく待つとキスティスがやってくる。

何とか事情は理解してくれたようだ。

キ「それから、バラムガーデンも無事。」

ゼ「マジか!」

キ「ティンバーでの大統領襲撃事件は犯人の単独行動、バラムガーデンの責任は問わないというガルバディア政府の通達があったって。」

ゼ「犯人ってサイファーか!?」

キ「裁判は終わって・・・刑も執行されたそうよ。」

セ「え。」

リ「・・・処刑されちゃった?」

べ「・・・仕方ないわ、大統領を襲ったんだもの。」

リ「・・・そうだよね・・・森のフクロウの身代わりにサイファーは。」

キ「確かにサイファーを巻き込んだのはあなた達よ。けど、レジスタンス活動をしているんだもの。覚悟はあったんでしょ?」

リ「・・・。」

キ「サイファーも覚悟してた。だから、自分の身代わりになったとか考えない方がいい・・・ごめん、全然慰めになってないね。」

リ「・・・私あいつの事大好きだった。」

べ「え。」

リ「いつでも自身たっぷりで、何でもよく知ってて・・・。」

セ「彼氏?」

リ「どうだったのかな?私は、恋してたと思う。あいつはどう思ってたのかな。」

べ「・・・。」

ゼ「・・・俺はあいつの事嫌いだった。けど、同じガーデンの仲間だからな。悔しいし、出来るなら仇をとってやりたいさ。」

皆はサイファーは嫌いじゃなかった、好きだった、仲間だったと言った。

ス「俺は嫌だからな!!」

急に大きな声を上げるスコール。

ゼ「な、なんだよ!」

セ「怒ってるぅ!?」

ス「俺は過去形にされるのはごめんだからな!!」

そう言って部屋を出ていってしまう。

ゼ「・・・何だってんだよ。」

べ「嫌だったんじゃないかな。あの人は悪いとこもあったけどここは好きだった。本当は仲間だと思ってた・・・なんだか、もうみんなの中ではすっかり思い出の人みたいで。」

リ「思い出の人・・・。」

べ「もし自分が死んだ時も、そういう風に言われるのか・・・そう思うとなんとも言えない感情になったんだと思う。」

セ「・・・スコール。」

ベリンダは部屋を出ようとする。

ゼ「どこ行くんだよ。」

べ「スコールの様子、見てくる。」

ベリンダはスコールを探しにいった。
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