スコール夢小説★完結★
□初任務
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放送局へ着くと、街頭テレビに怪しげな暗号が画面に映し出されていた。
するとワッツが慌ててやってきた。
ワ「警備兵がものすごく増えて、もう突入は無理っす!」
リ「突入は無理かぁ。」
べ「そんなの、全員倒せばいい話じゃない。」
セ「それもいいねー!」
リ「ねぇ!作戦変更しよ!」
ス「・・・。」
リ「大統領帰っちゃえば警備兵ほとんど居なくなるんじゃない?」
セ「うーん。」
リ「それから私たちの放送をするの!!ちょっとインパクト減るけど、仕方ないよね?」
べ「私たちの事を気にしてるの?」
リ「え?」
べ「私たちはSeedよ。みんな覚悟できてる。」
セルフィは頷く。
ス「決めてくれ。俺たちはあんたの判断であんたの敵と戦う、それが俺たちの仕事だ。」
リ「・・・かっこわるーい。」
ス「・・・。」
リ「決定に従う?それが仕事?命令に従うだけなんてとーっても楽な人生よね。」
べ「・・・。」
ス「なんとでも言えよ。あんたは俺たちを使って最高の結果を出してくれればいい。あんた達にできるとは思えないがな。」
リ「な、なによ!何か文句あるなら言ってみなさいよ!」
ス「あぁ、言ってやる。あんた達はどこまで本気なんだ?」
リ「・・・。」
ス「3人で床に座って作戦会議?その作戦もすぐに変更だって?そんな組織に使われるこっちの身にもなってくれ!」
べ「ちょっとスコール。」
セ「言い過ぎー!」
リ「・・・なーんか。私勘違いしてた。Seedが来てくれたらなにもかもうまく解決すると思ってた。みんなは雇われただけだもんね。仲間ってわけにはいかないよね。」
べ「・・・。」
リ「作戦は中止とします!一時解散としましょう!」
リノアはそのまま何処かへ行ってしまった。
べ「・・・仲間ね。」
するとゼルがやってきた。
ゼ「そろそろ始まりそうだぜ!」
画面は動き出した。
そこで放送されたのは想像を絶するものだった。
デ「世界の国民諸君!私、ガルバディア終身大統領ビンザー・デリングはここに提案する!世界中の全ての争いを終わらせる用意が我々にある。」
セ「やっぱり!世界の皆さん平和に暮らそう宣言なんだ!」
べ「・・・そんな訳ないでしょ。」
セ「えー!だってー!」
ゼ「おい、聞こえないだろ〜!」
デ「しかし、我々ガルバディアと各国の間には解決を必要とする些細な問題がある。私はその問題を解決すべく、対話を各国の指導者とするつもりだ。」
べ「そんな事いいから早く要件を言いなさいよ。」
ゼ「そうだそうだー!」
ス「・・・。」
デ「その対話に私の代理として参加する大使を各国指導者および、国民諸君に紹介したい。彼女は魔女・・・。」
ス「魔女?」
すると画面は大きくみだれ、サイファーが現れる。
ゼ「サイファー!」
サイファーはデリング大統領を人質に取る。
セ「はんちょ!どうする!?」
ス「俺たちは森のフクロウに雇われてるんだ。関係ない。」
すると画面にキスティスが映りこちらに話しかける。
キ「ティンバー班見てる!?ここへ来て頂戴!!許可は得ています!」
スコールはため息をつき放送局内へと向かった。