スコール夢小説★完結★

□初任務
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見事にベリンダは試験に合格した。

スコール達の班はサイファーのみ落ちてしまったようだ。

シド学園長の長い話を聞いて、夜の就任パーティの準備を始めた。




「おい!あれがベリンダさんだぞ!」

「おお!美しい!」

ベリンダは1人でドリンクを飲んでいた。

「けどな。性格が真面目というか暗いというか、なんか残念なんだよな。」

「だよなー。」

ベリンダの性格を知っているからか、誰も近づいてこない。

べ(そろそろ帰ろうかな。)

ベリンダが帰ろうとすると、スコールが見知らぬ女の子と踊っているのが見えた。

べ「・・・。」

ベリンダはもう一杯ドリンクを頼んだ。









スコールはダンスを終え帰ってくる。

ス(あ・・・ベリンダ。)

ベリンダの姿が目に入る。

ス(・・・お礼でも言っておくか。)

スコールはベリンダに近づく。

ス「ベリンダ。」

べ「何。」

ス「その・・・試験の時は迷惑をかけた。ありがとう。」

べ「・・・目の前で死なれちゃ夢見が悪いもの。」

ス「・・・そうか、そうかもな。」

沈黙が続く。

べ「ねぇ。」

ス「ん?」

べ「あの女の子・・・知り合いなの?」

ス「いや、初めてだ。」

べ「そう。」

ス「・・・何故だ。」

べ「・・・別に。ただ、Seedたるもの、知らない人間と関わるのはどうかと思っただけよ。」

ス「・・・悪かったな。」

べ「・・・それじゃあ、私はもう帰るから。」

ベリンダはツカツカと帰っていった。

ス(・・・何怒ってんだ。)

しかし、なんだか心がざわざわするスコール。

スコールも自分の部屋へ帰っていった。
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