リク夢小説★KH3まで完結★

□心
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マリンはトワイライトタウンへと向かった。

マ(あの映像の人たちは、一体誰なの。)

フードを脱ぎ、時計台の上でシーソルトアイスを食べるマリン。

マ(みんな、ゼアノートと関係がある人たち・・・なのかな。)

悩むマリンの横に誰かが座る。

マ「・・・ロクサス?」

ニコッと笑うロクサスが見えたような気がした。



するとそこにハイネ達がやってくる。

ピ「あっ!先客だ!」

マ「あっ。」

オ「こんにちわ!」

マ「こ、こんにちわ・・・。」

ハ「なぁ!俺たちもここで食べていいか?」

そう言ってシーソルトアイス を取り出す。

マ「・・・うん。」

4人は夕日を見ながらアイスを食べていった。

ハ「なぁ、前にもこうして誰かと一緒にアイス食べなかったか?」

ピ「うーん。」

オ「・・・ねぇ!あなたお名前は?」

マ「・・・マリン。」

オ「私の名前はオレットよ!ねぇ、マリンはどうしてここでアイス食べてたの?」

マ「・・・友達に会いに来たの。」

ハ「友達?」

ピ「でも、その友達はどこにいるの?」

マ「・・・もう会えたよ。」

マリンは自分の胸に手を置く。

ハ「そっか。なら良かったな!」

ハイネは立ち上がる。

ハ「俺、ハイネって言うんだ!」

ピ「あ、僕はピンツだよ!」

オ「よろしくね、マリン!」

マ「・・・よろしく。」

マリンは微笑みシーソルトアイスを食べた。

ハ「なぁ。マリンはどこから来たんだ?」

マ「え?」

ハ「いや、ここら辺じゃ見たことないなって。」

マ「・・・遠いところ。海が近くにある。」

ピ「あっ!いいな海!!」

オ「やっぱり夏休み終わる前に海に行こうよ!」

ハ「そうだな!!」

マ「海・・・いろんな世界に繋がってる。」

マリンは3人の方を向く。

マ「ねぇ。今度君たちの友達だって思う子がきたら・・・一緒に海に連れていってほしいんだ。」

ハ「え?」

ピ「それってソラの事?」

左右に首を振るマリン。

マ「違う。ソラに似てる男の子。」

うーんと頭を悩ませる3人。

マ「きっと、会えばわかるよ。」

ピ「・・・わかった!」

ハ「なんかよくわからないけど、海には大勢で行った方が楽しいしな!」

オ「うん!」

マ「ありがとう。」

マリンは帰ろうとする。

ハ「なぁ!そん時はマリンも来いよ!」

マ「え?」

ハ「アイスもこうやって一緒に食べたし、もう俺たち友達だろ!」

マ「・・・私は・・・行けるかわからない。」

ピ「どうして?」

マ「私は・・・みんなと同じ世界にいるか、わからないから。」

オ「・・・マリンはソラの知り合いなんでしょ?」

マ「・・・うん。」

オ「なら、大丈夫!何かあったらきっとソラが助けてくれるよ!」

ピ「お人好しそうだもんね!」

ハ「はははっ!」

マリンは微笑み、お礼を言って去っていった。
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