リク夢小説★KH3まで完結★

□再会
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中に入ると街が現れた。

マ「ここは・・・。」

周りを見渡すが見たことのない街だった。

周りを見ると薄暗く、闇が漂っているようだ。

すると闇の奥からゼアノートが現れる。

ゼ「ここは、トワイライトタウン。」

マ「トワイライトタウン・・・。」

ゼ「悩める心無きものの憩いの場のようだな。」

マ「心無きもの?」

ゼ「マリン。お前も心があるうちに私に心を開いたらどうだ。」

マ「・・・。」

ゼ「カイリを憎め。そうすれば、リクとともに闇の世界で永遠に過ごせるだろう。」

マリンは自分の胸の前で手を握る。

マ「闇の世界に・・・リクはいない。」

ゼ「・・・。」

マ「リクは絶対に、心の闇に勝って光の世界へいく。」

ゼ「それはどうかな。一度、私のハートレスに心を飲まれてる以上、光の世界に行くのは不可能だ。」

マ「そんな事ない。リクは必ず闇に勝つ・・・私も、リクと約束した。」

そう言って闇に染まったキーブレードを出す。

マ「だから、私も・・・貴方に勝ってみせる!!」

ゼ「・・・そうか。残念だ。」

ゼアノートとの戦いが始まった。















余裕そうなゼアノートの前で倒れるマリン。

ゼ「どうした。そんな力じゃ、私は倒せないぞ。」

マ「くっ・・・。」

すると光の玉がマリンの前に現れる。

ゼ「な、なんだ!」

その光の玉はミッキーの姿になった。

ミ『マリン!自分の心の光を信じるんだ!』

マ「ミッキー!」

ゼ「王か・・・目障りな奴め!」

ミッキーを攻撃するゼアノート。

ミ「くっ!」

ミッキーはキーブレードでそれを受け止める。

ミ『マリン!リクが待ってる!僕も待ってる!闇に負けてはダメだ!!』

その言葉に落ちていたキーブレードを持ち、立ち上がる。

マ「・・・私は、心が未完成かもしれない。闇に染まりかけてるかもしれない。」

ゼ「・・・。」

マ「けど、失ってない。・・・私にはまだ光が残ってる!!」

そういうとピカッとキーブレードが光る。

ゼ「なんだと!?」

マ「ゼアノート!!」

そのキーブレードでゼアノートを攻撃すると、大きな声を上げながら消えていった。

マ「私は・・・私を信じる。」

そう言って先へと進んでいった。

屋敷のようなところにたどり着く。

その屋敷の上に少女の姿が見えたような気がした。

マリンはその屋敷へと入る。

すると、白い空間の真ん中に花の蕾のような機械があった。

その機械の中にはソラが眠っていた。

「はじめまして。」

後ろを振り返ると、先ほど見た少女が立っていた。
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