リク夢小説★KH3まで完結★

□決心
3ページ/6ページ

リ「カイリ。少しだけ待っててくれよ。」

リクはカイリを隠し、マリンの元に戻る。

リ「マリン!ソラ!」

すると、そこには倒れるマリンがいた。

リ「・・・マリン?」

リクは片膝をつきマリンを揺らす。

だが返事はない。

ソ「ハァハァ・・・。」

ピ「さあ!ウェンディを返してもらおうか!」

リ「・・・ソラ。マリンは・・・マリンは本当にウェンディのことを思っていたんだぞ!」

ソ「なら、ちゃんと話ししてくれないとわからないだろ!」

グ「僕たちだって戦いたくなかったよ。」

ド「うんうん。」

リ「・・・話せるものなら話していたさ。なのにお前らは・・・。」

リクの心の闇が大きくなる。

マリンのことをお姫様抱っこをして外に向かう。

ソ「待てよ!」

リ「うるさい!」

すると、ソラと同じ形をしたハートレスを呼び出しカイリの元へと向かった。

フ「なんだ、やられちまったのか。」

リ「・・・。」

フ「まぁいい。かなり弱らせてくれたみたいだし、あとはハートレスどもにやらせるか。」

リ「俺はカイリとマリンを連れて先に帰る。」

フ「あぁ、勝手にしな。」

リクは2人を連れて闇の中へと消えて行った。











マレ「船も使わずにあの2人を連れてくるとは無茶をしたねぇ。」

リ「ハァハァハァ。」

マレ「闇の力に頼りすぎると心を闇に喰われてしまうよ。」

すると、外の方から獣の鳴き声が聞こえてくる。

マレ「生き残りさ。住んでいた世界が消えても、心を失わない奴もいる。プリンセスを追い求める心の力でここまでたどり着いたようだね。」

リ「・・・。」

マレ「でもね、安心をし。お前の敵じゃない。お前には力があるんだ。」

リ「力・・・?」

マレ「そう、お前自身が気づいていない力さ。さあ、リク。教えてあげるよ。お前の本当の力を。」

すると、リクは心の闇からものすごい力を感じた。

リクはニヤリと笑い、外へと向かった。











マ「・・・ここは。」

いつのまにかホロウバスティオンに戻っていたマリン。

マ「そうだ・・・リク。」

周りを見渡す。

マ「いない。」

ベットから降り、リクを探すことにした。




マ「リク。」

城の出口前でやっと見つけた。

そこにはグーフィとドナルドもいた。

リ「マリン!もう起きても大丈夫なのか!?」

マ「うん・・・ここまで運んできてくれたんでしょ?ありがとう。」

リ「いや、いいんだ。マリンが無事なら。」

マ「それで、なんでドナルドとグーフィがいるの?」

リ「こいつらの目的はキーブレードを持った人間。だからここにいるのさ!」

そう言ってソラが持っていたキーブレードを出した。

マ「それ、ソラの・・・。」

リ「あぁ。俺が本物の勇者だとわかってくれたらしい。」

しかし2人は浮かない顔だ。

するとそこにソラがやってくる。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ