ゾロ夢小説 番外編
□ウイルス
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チョ「え!?わかった!すぐ帰るよ!」
チョッパーは荷物を持ちサニー号へと急いだ。
チョ「ゾロ!」
ジ「こっちじゃ!」
医務室へ寝かせてくれたようだ。
チョ「おい!ゾロ!しっかりしろ!」
チョッパーは診察をしながらゾロに話しかける。
しかし、苦しそうに呼吸をするだけで返事はない。
チョ「倒れてからどれくらい経った?」
ブ「えっと・・・20分くらいでしょうか。」
チョ「そうか・・・とりあえず詳しい検査をするから外に出ててもらえるか?」
ジ「わかった。」
2人が外に出ると何も知らないサンジとウソップが帰ってきた。
ウ「ん?どうした、険しい顔して。」
ブ「ゾロさんが・・・。」
ウ「え?」
ブ「ゾロさんが倒れたんです。」
サ「は?」
ブ「チョッパーさんに診察してもらおうと甲板に出てきたと思うんですが、その時チョッパーさんは買い出しに行ってて。」
ウ「それでゾロはどうなったんだ!?」
ジ「今診察してる。」
サ「・・・体調悪いなら早く言えってんだよ。」
そこに続々仲間達が帰ってきた。
しばらくするとチョッパーが出てきた。
ル「ゾロは?」
チョ「・・・今は大丈夫。」
ナ「よかった・・・。」
サ「・・・そんで?今はって事はこれからどうなるんだ?」
チョ「・・・それは。」
すると外からドーンと大きな音が聞こえる。
ロ「何?」
慌てて外に出ると大きな花火が上がっていた。
ル「花火ぃ?」
どんどん打ち上がる花火。
空を見上げているとヒラヒラと紙が落ちてきた。
ウ「えっと、なになに。『海賊諸君。ごきげんよう。今頃君たちの仲間が原因不明の病で倒れている頃だろう。』ってなんだよこれ!」
ナ「続きは!?」
ウ「『私は君たちの仲間を助ける薬を用意している。欲しければ今から届くログポースの島へと来るがいい。詳しくはそこで話すとしよう。Dr.ヴェンサー』。」
するとカモメがやってきてポトっと箱を落としていった。
その中にはログポースが入っていた。
ロ「ゾロが倒れたのは仕組まれたことみたいね。」
フ「たっく、面倒なことになりそうだぜ。」
ジ「よし!急ぐぞ!ナミ!」
ナ「ええ!いいわよね?ルフィ?」
ル「あたりまえだ!!その島に行くぞ!!」
ルフィ達はログポースが指す島へと急いだ。
するとそこにはたくさんの海賊船が止まっていた。