リク夢小説★KH3まで完結★
□再会
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先に進むと、マリンは頭が痛くなる。
マ「うっ。」
ミ「どうしたんだいマリン。」
マ「・・・リ、リクが・・・苦しんでる。」
ミ「え?」
その言葉にリクのいる方へ意識を集中させるミッキー。
ミ「本当だ!早く助けないと!マリン、走れるかい?」
マ「うん・・・。」
マリンはなんとかミッキーについていった。
走りながらミッキーは光の玉を飛ばす。
その先にはリクが立っていた。
ミ「間に合ってよかった。これでしばらくアンセムは動けないと思うよ。」
どうやらアンセムの闇から一時的に解放されたようだ。
リ「王様・・・だよな。」
そう言ってミッキーの顔をきゅっと触る。
ミ「わぁ!何するんだい!くすぐったいじゃないか!」
リ「あはっ・・今度はちゃんと触れるんだな。本当に助けに来てくれたんだな。」
ミ「かならず君を助けに行くって約束したじゃないか。」
するとリクは腰を抜かす。
リ「あぁ、ごめん。大丈夫。安心しただけなんだ。1人じゃないっていうのがなんていうか、あったかくてさ。」
ミ「それじゃあ彼女を見たら、もっとあったかくなるんじゃないかな?」
後ろの階段からマリンが歩いてくる。
マ「ミッキー・・・は、速い。」
リ「マリン!!」
マ「・・・リク?」
目の前には会いたかったリク。
自然と身体がリクの元へと向かっていった。
それはリクも同じだった。
リ「マリン・・・。」
2人はぎゅっと抱き合った。
リ「本物・・・なんだな。」
マ「うん。」
リ「幻じゃ・・・ないんだな。」
マ「・・・うん。」
リ「よかった・・・。」
2人はゆっくり体を離す。
リ「なんでマリンはミッキーと?」
マ「城の外で、たまたま会ったから。」
ミ「後ろ姿を見てもしかしてと思ったんだ!」
リ「そっか・・・でも、どうやってここがわかったんだ?ずっと遠くにいたんだろう?」
ミ「カードが導いてくれたんだ。」
そういって一枚のカードを取り出す。
ミ「闇の世界で道を探していたら、このカードが僕の元にやってきて、手にとってみたら闇の果てに君の心が見えた。それでたどり着けたんだよ。」
そういうとカードをリクに差し出す。
ミ「多分このカードは、君のところへ行きたがってたんだ。」
そのカードを受け取るリク
リ「かもしれないな。」