ぬ〜べ〜夢小説 ★完結★

□童守少年妖撃団
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ゆ「鵺野先生!ご飯の前にお風呂湧いたんで、よかったらどうぞ!」

ぬ「はーい!」

2人は有希の家で過ごす事が多くなった。

ぬ「そ、その。有希くん。」

ゆ「はい?」

ぬ「一緒に・・・入らないか?」

ゆ「えっ・・・は、はい・・・。」

その言葉にドキドキが止まらない。

ぬ〜べ〜が有希の肩を持ちキスをしようとする。

だが、その時ものすごい勢いでドアが叩かれる。

ぬ「な、なんだ!良いところなのに!文句言ってやる!」

怒りながらドアを開けると、生徒たちがズカズカと入ってくる。

生徒たちに踏みつけられ倒れるぬ〜べ〜。

ぬ「お、お前ら!なんだこんな時間に!」

広「あ!俺たちにお構いなく!」

克「早くやろーぜ!」

ゆ「ゲーム?」

ま「そうなのら!新しく広くんが買ったのら!」

ぬ「そんなの家でやれ!」

郷「だって新しいゲームをやると死ぬって噂があるのよ!」

美「最近黒服の男が町のゲーム屋さんにゲームを配り回ってるのよ!そんで、そのソフトパッケージは新作のゲームだけど中身は呪いのソフトなの。ゲームを始めると大きな目と文字が現れて、その3日後に死ぬんだって!もう5人も死んでるらしいわ!」

ぬ「そんなの噂に決まってるだろう!」

克「いいからぬ〜べ〜もやってみろよ!」

ま「面白いのら〜!」

ぬ「だ、ダメだ。1秒で死ぬから。」

克「そんな奴いねーってほらほら!」

そう言われてゲームを始めるぬ〜べ〜。

どうやら格闘ゲームらしい。

レディーファイト!

始まると同時にぬ〜べ〜が操るキャラクターはありえない動きをして勝手に負けてしまった。

リングアウト!ユールーズ!

イライラしてゲームを投げようとする。

克「ま、まぁ格闘ゲームは難しいから・・・。」

ま「有希先生もやってみるのら〜!」

ゆ「わ、わたし?」

はいとコントローラーを渡されてゲームが始まる。

すると、あっという間に相手を倒してしまった。

広「スゲーーー!有希先生!」

郷「凄い!ゲーム得意なの?」

ゆ「ま、まぁ。」

美「ふっ、ポンコツぬ〜べ〜とは大違いね!」

ぬ「なんだと!!」

郷「まぁまぁ!こっちのゲームなら出来るかもよ!」

郷子が取り出したのは車のレースゲーム。

しかし、ぬ〜べ〜は再び1秒ほどで車が大破してしまう。

ぬ「俺は操作するものが苦手なんだ!!」

美「そういや、ぬ〜べ〜車の運転もダメダメだったわよね。」

郷「ああ!そっか!」

すると今度は有希にコントローラーが渡る。

広「おおお!さすが有希先生!!!」

克「いけいけー!」

有希はレースゲームも得意なようだ。

ワイワイと盛り上がる生徒たち。

どうやら、その呪いのゲームというのはなかったらしい。







そしてその頃、晶は塾の帰りにゲーム屋へ向かっていた。

晶「売り切れてなきゃいいけど。・・・あ!あった!エノキアス!」

どうやら欲しかったソフトはギリギリ残っていたらしい。

家について早速ゲームを始める晶。

晶「わー!エノキアスだー!」

ワクワクしていると、画面が乱れてしまう。

晶「あ、あれ?おかしいな。故障したのかな?」

すると、画面に変な文字と目が現れる。

晶「こ、これってまさか!!!うわぁぁぁぁ!」
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