ぬ〜べ〜夢小説 ★完結★

□嘘
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ぬ「はぁ。」

朝からため息ばかりのぬ〜べ〜。

郷「ぬ〜べ〜おはよう!」

ぬ「ああ、おはよう。」

広「有希先生は何か思い出したのか?」

ぬ「いいや。何も。」

郷「ぬ〜べ〜・・・。」

雪「鵺野先生〜!」

美「あ!ゆきめさん!」

雪「鵺野先生!スケートの無料券もらったんで一緒に行きましょ〜!!」

ぬ「悪いが今はそういう気分じゃないんだ。」

ぬ〜べ〜から元気が無くなっていた。

雪「鵺野先生・・・。」

郷「あれから3日たってるのに、何も思い出さないなんて。」

広「でも、今日退院するんだろ?放課後有希先生の家に行ってみようぜ!」

美「家の中見て思い出すかもしれないしね!」

雪「・・・私も行くわ!」


そして放課後、有希の家のインターホンを鳴らす。

郷「おかしいわね。もう帰ってきてるはずなのに。」

広「外へ出かけてるとか。」

美「普通、退院したその日に外に出かける?」

雪「気分転換に出かけることもあるでしょう。」

ぬ「おい。何やってるんだお前ら。」

郷「あ!ぬ〜べ〜!有希先生に会いに来たんだけどいないみたいなの。」

その時大家が下から話す。

大「ちょっと鵺野さん。今月の家賃まだもらってないよ!」

ぬ「ああ。すみません。今渡します。」

大「お隣さんとケンカしたから気持ちが落ち込むのはわかるけど、しっかり払ってもらわないと・・・。」

郷「なによそれ!ぬ〜べ〜と有希先生はケンカなんかしてないわよ!」

大「え?そうなの?けど、宮田さん大きな荷物持ってどこかへいったけど・・・。」

ぬ「え?」

広「大きな荷物って・・・。」

美「アンビリーバボー!」

雪「どうして・・・。」

ぬ〜べ〜は一階に降り大家の肩を揺らす。

ぬ「い、いつ!どこに行ったんです?!」

大「お、お昼くらいに大きな荷物背負って・・・場所は聞いてないなぁ。」

ぬ「そんな・・・。」

郷「ぬ〜べ〜・・・。」











ゆ「はぁ。これからどうしよう。」

今夜はとりあえず漫画喫茶で過ごすことにした。

ゆ「とりあえず、必要なものだけもって来たけど・・・アパートそのままってわけにいかないしなぁ。学校にも退職願出さないと。」

その時ふと玉藻の事を思い出す。

ゆ「・・・ダメダメ!頼ってばかりじゃ!」

その日はとりあえずもう眠ることにした。
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