ぬ〜べ〜夢小説 ★完結★

□ゆきわらし
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ぬ「うう〜さぶー。」

ゆ「今日は一段と冷えますねー。」

ぬ「ええ。早く学校に行ってストーブにでもあたりましょう。」

と、その時男の子がぬ〜べ〜にぶつかる。

ぬ「ん?」

何事もなかったかの様に走り去った。

ゆ「あんなに走ってどこに行くのかしら。」

雪「鵺野先生!有希先生!その子を捕まえてー!」

ぬ「ゆきめ君。」

ゆ「そんなに慌ててどうしたの?」

雪「あの子が・・・。」

ぬ「あの子がどうしたんだ?何か悪さでもしたのか?どこの子だ?」

雪「あっ・・・えっと。そ、それが。」

ぬ「まさか!」

ゆ「なんです?」

ぬ「もしかしてあの子君の隠し子?父親はどんな男だ?」

ぬ〜べ〜はニヤニヤとした顔でゆきめをみる。

雪「バカなこと言わないでください!私は先生一筋なんですよ!」

その言葉をシカトしてスキップしながら走り去った男の子を追いかける。

ゆ「あ!鵺野先生!」

ぬ「隠さなくても〜顔見たらわかっちゃうもんね〜!」

そして電柱に隠れてた男の子に呼びかける。

ぬ「おい!坊主!」

男の子が顔を上げた途端ぬ〜べ〜は固まる。

そして、有希が追いつく。

ゆ「ちょ、ちょっと。ゆきめさんがかわいそうじゃないですか・・・えっ?」

その男の子は、髪質はゆきめ、眉毛と目はぬ〜べ〜に瓜二つだったのだ。

ぬ「なーーーーー!」

ゆ「鵺野・・・先生。これは・・・。」

ぬ「ち、違うんです!こ、これは・・・。」

ぬ〜べ〜は内心焦っていた。

ぬ(きっとあの時だ・・・。石川先生とおでん屋に行って飲んでる時、偶然ゆきめ君が通りかかって、タクシーで家まで送ってそのあとの記憶がない・・・。)

ぬ「うわぁぁぁぁ!(俺は何て最低な人間なんだ!)」

その時おとなしくしていた男の子が強力な冷気をこちらに放つ。

雪「鵺野先生危ない!」

ゆ「はっ!」

有希がバリアで攻撃を耐える。

攻撃が収まり前を見ると、男の子の姿はなかった。
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