ぬ〜べ〜夢小説 ★完結★
□切り裂き魔
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ぬ「最近通り魔事件が多発している。みんなも気をつけるように。」
ゆ「寄り道せずに帰るのよ!」
「はーい。」
ゆ「じゃあ、鵺野先生。私は校門の安全確認当番ですので!」
ぬ「あ!はい。気をつけて!」
勝「通り魔なんて俺には関係ないぜ。」
克「そりゃそうだよな〜、通り魔はカップルを狙ってくるんだから。」
勝「なっ!」
法「金田くんは彼女いないものね。」
勝「な〜か〜じ〜ま〜!!」
そういって法子を追いかけ回す。
それと入れ違いにゆきめがやってくる。
広「あ。」
雪「しーっ!」
ソロソロとぬ〜べ〜に近づく。
雪「鵺野先生っ!」
耳に息を吹きかける。
するとたちまち耳は凍る。
ぬ「ギャーーーー!何すんだ妖怪め!殺す気かー!」
雪「あ、いえ。ちょっと驚かせようと思って。」
ぬ「で、何の用だ。」
雪「だって・・・同じ童守町に住んでいるというのに先生1回も会いに来てくれないじゃありませんか・・・。」
ゆきめはスケート場でアルバイトをしていて、童守町で一人暮らしをしていた。
雪「今日は土曜日ですし、これから私が働くスケート場に来ませんか?チケット持ってきたんです!はい!みんなも!」
郷「え?私たちにもくれるの?」
広「やりー!行こうぜぬ〜べ〜!」
ぬ「うーん。」
雪「はいこれ!鵺野先生の分!」
ぬ「みんなで行ってこいよ。俺は仕事で忙しいんだから。」
するとゆきめはぬ〜べ〜を無理やり凍らせ連れて行く。
ゆ「ふぅ。もうみんな帰ったかな?」
後ろを振り返ると氷でカチンコチンになってゆきめに引っ張られるぬ〜べ〜の姿があった。
ゆ「あっ。」
郷「あ!有希先生!今からスケートに行くんだけど、有希先生も行こうよ!」
ゆ「で、でもまだ仕事があるし・・・。」
広「仕事なんて後ででいいじゃん。ぬ〜べ〜もこうしてきてるんだし!」
ゆ「は、はぁ。」
来てるというより、連れてかれている気がすると思う有希。
雪「あら、有希先生お久しぶりです。」
ゆ「ど、どうも。」
するとぬ〜べ〜が氷をなんとか割る。
だが出ているのは顔だけだ。
ぬ「宮田先生!来てもらえませんか?!」
ゆ「でも・・・。」
すると、郷子が耳打ちをしてくる。
郷「有希先生が彼女なんだから遠慮する事ないのよ?」
ゆ「う、うーん。」
雪「まぁ・・・まだチケットはあるし・・・よかったらどうぞ。」
ゆきめはなんだか仕方なく渡した感じだった。
ゆ「あ、ありがとうございます。」
雪「(まぁ、いいわ。私の華麗な滑りで鵺野先生を落として見せるんだから!)」
そしてスケート場に着く。