ぬ〜べ〜夢小説 ★完結★

□イタコ
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校「センター街に我が校の生徒の目撃情報がありました。それで、先生方に見回りをお願いしたいのです。そうですね、4年生から6年生の各学年に1人お願いしたいのですが。そこは、各自話し合いで決めてください。」

「はい!」

そして朝の打ち合わせは終わった。

リ「どうしましょうか。私が行っても構いませんが。」

ゆ「生活指導も立派な教師になる為の勉強の一つです!私も立候補します!」

すると、5年1組の大月先生が物申す。

大「何を言っているんです!女の先生に1人で行かせたら何があるかわかりませんよ!あそこにいる奴らはガラが悪いですからな。」

ぬ「そうですとも!」

大「だから鵺野先生、よろしくお願いしますよ。」

ぬ「え?!俺ですか?!」

大「どうせ妖怪の事ばかり考えているんでしょう?全てはプラズマで説明できるというのに・・・。そんな暇があるのなら!」

ぬ「わ、わかりましたよ!俺が行きます。」

ぬ〜べ〜は仕方なく返事をした。

ゆ「鵺野先生!私も連れて行ってください!」

ぬ「え?しかし、学年で1人と校長もいっていたし。」

リ「あら、生活指導も経験した方がいいと思いますよ。校長先生もわかってくれるでしょう。」

大「そうですね、何事も経験が大事です。私から校長先生に言っておきましょう。」

ゆ「ありがとうございます!」

そして、放課後ぬ〜べ〜と共にセンター街へ向かうことにした。

ぬ「その前に、変装しなければ。」

ゆ「バレたら逃げられちゃいますもんね!」

そして、各々家に帰り荷物を置いて私服に着替える。

ぬ〜べ〜は着替えて部屋の中で待っていた。

その時インターフォンがなる。

ゆ「鵺野先生!お待たせしました!」

ぬ「はーい・・・な、な、な、なんですかその格好は!」

有希の格好は、白の花柄のショートパンツに白のタンクトップで真ん中には黒で模様があった。

そして、足は黄色のサンダル、カバンはボーダー、大きめの黒縁メガネをかけていて、いつも結んでいた長い髪の毛は結ばれていなかった。

とても、夏らしいファッションで印象がまるっきり変わった。

帽子をかぶってサングラスをしてTシャツにジーンズというぬ〜べ〜の変装とは大違いだった。

ゆ「へ、変ですか?大学2年生の時の引っ張り出してきたんですけど。」

ぬ「い、いや・・・す、す、素敵・・・です。」

そう言って鼻血を吹いて倒れてしまう。

ゆ「あ!鵺野先生!」

なんとかぬ〜べ〜を起き上がらせ、センター街へと向かう。

ゆ「うーん。私たちのクラスの子いないといいんですが。」

すると後ろから声をかけられる。

勝「おいぬ〜べ〜何してるんだよ。」

そこには勝とまことの姿があった。

ぬ「な、なんでわかったんだ!!」

ま「ぬ〜べ〜先生は眉毛でわかるのら〜!」

勝「それより、また別の女の人とデートかよ。」

ま「あ〜!有希先生がかわいそうなのら!」

ぬ「う、うるさい!!それにここで遊ぶのは禁止されてる筈だぞ!!!早く帰れ!!」

ぬ〜べ〜に怒られダッシュで逃げる2人。

ゆ「確かに鵺野先生はその眉毛みればわかりますね。」

ぬ「そ、そうなのか。」

しょんぼりするぬ〜べ〜。

ぬ「それより宮田先生の変装は完璧ですね!あいつらにも気づかれなかったみたいだし。」

ゆ「へへ!よかった!」

しばらく見回ると、美樹、郷子、広、克也の姿があった。

ぬ「ぐぬぬぬあいつらー!」

ゆ「ま、まぁ落ち着いて。跡を追ってどこに行くのか確認してみましょう。」

ぬ「そ、そうですね。」

2人は4人を追うことにした。
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