ぬ〜べ〜夢小説 ★完結★

□巨大怪魚
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ぬ「うーん、よく寝た。」

ぬ〜べ〜は急いで支度して、有希の部屋へと向かう。

ぬ「宮田先生!おはようございます!!」

ゆ「あ!鵺野先生!おはようございます!」

有希は張り切って作ったのか、とても豪華だ。

ぬ「おお!ブリ大根!!俺好きなんです!」

ゆ「そうなんですか!ならよかった。」

ぬ「いただきまーす!」

ゆ「はいどうぞ。」

そしていつものように洗い物をして、有希は準備をする。

ゆ「じゃあ、行きましょうか!」

ぬ「あ、はい。そうですね・・・。」

ぬ〜べ〜に元気がないことに気がつく。

ゆ「あれ?どうしました?」

ぬ「い、いや・・・その。」

有希はぬ〜べ〜が何を言いたいのか気がつく。

そして、有希はぬ〜べ〜の唇にキスをする。

ゆ「こういう・・・ことですか?」

顔を赤らめて恥ずかしがる有希を見て、ぬ〜べ〜はのぼせたかのような目眩がして後ろに倒れた。

ゆ「あ!ぬ、鵺野先生!」

ヒーリングをしてなんとか立ち上がらせる。

そして、通学路を歩いていると後ろから広と郷子がやってくる。

郷「あ!お2人さんおはよー!」

ゆ「あ!郷子ちゃん、広くん。おはよう!」

広「なんだよぬ〜べ〜朝からヘニョヘニョして。」

ぬ〜べ〜はフラフラしながら歩いていた。

ぬ「えへへへ。」

どうやら広の声は聞こえていないようだ。

郷「ちょっとぬ〜べ〜!」

ぬ「やっぱしいいよなぁ。へへ。」

ブツブツ言いながらニヤつく。

広「ダメだこりゃ。」

ゆ「鵺野先生!」

ぬ「はひ!!は、はい!!」

郷「なんだ、有希先生の声は聞こえるのね。」

ぬ「お、お前ら!いつの間に。」

広「いつの間にって、ずいぶん前からいるぜ。」

「鵺野先生がアパートを出てすぐに会いましたよね?広くん。」

広「そうそう。それなのにぬ〜べ〜ったら・・・って!!」

後ろを振り向くと玉藻の姿があった。

ぬ「なっ!!玉藻!!」

ゆ「何しに来たの!?」

そう言って自分たちの後ろに広と郷子を隠す。

玉「おやおや。何をしにって・・・私は教育実習生ですよ?」

ぬ「何が今更教育実習生だ!!」

郷「そうよ!!広の髑髏は渡さないんだから!!」

玉「ふっ。広くんに用はありません。用があるのは鵺野先生と有希先生です。」

ぬ「な、なに?」

玉「さぁ、急がないと朝の打ち合わせに遅れますよ。」

そう言って先に歩いていく玉藻。

ぬ「くそ、待て!」

ゆ「あ!鵺野先生!」

玉藻を追いかけていく2人。

広「なんで今更来たんだ?」

郷「ちょっと広!油断しないでよ?!」

広「わかってるって。」

すると、そこに克也にまことに晶が合流する。

克「お!広!郷子!みてくれよ!」

克也は大きな卵のようなものを抱えていた。

広「でけー卵!」

克「森の壊れた祠の跡に落ちてたんだぜ!!」

晶「鳥の卵にしては大きすぎるよねぇ。」

ま「妖怪の卵かもしれないのら!」

広「ははは!まさか〜!」

郷「とにかく、ぬ〜べ〜に見せてみたらどう?克也。」

克「駄目だよ!!せっかく見つけたのに取り上げられたら損するじゃんか!」

晶「じゃあ、有希先生は?」

克「駄目駄目!!ぬ〜べ〜に相談とかされたら終わるじゃんか!いいか?ぬ〜べと有希先生には内緒だぞお前ら!」

広「わかったわかった。」
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