ぬ〜べ〜夢小説 ★完結★

□恋心
6ページ/6ページ

ゆ「鵺野先生も火傷しているじゃないですか!」

有希はぬ〜べ〜の背中を見て言う。

ぬ「あ、こんなのツバつけとけば治りますよ。」

ゆ「ダメです!!」

そう言って慌ててヒーリングをかける。

ぬ「・・・ありがとうございます。」


そして、病院に着く。

ぬ「さぁ。病院に着きました・・・あれ?」

ゆ「どうしたんですか?」

ぬ「宮田先生。火傷が・・・。」

さっきまであった火傷が綺麗さっぱり無くなっていた。

ゆ「あれ?」

ぬ「そうか・・・そういうことか!」

ゆ「はい?」

ぬ「宮田先生。あなたは自分にヒーリングがかけられないですよね?」

ゆ「え?は、はい。」

ぬ「それは自己治癒能力があるからですよ!」

ゆ「自己治癒能力?」

ぬ「そう、ヒーリングより凄いことですよ!これを鍛えれば、もし刺されたとしてもすぐに傷が塞がります!いやーどこかにいるとは聞いていたけど、まさか宮田先生にそんな能力があるとは!」

ゆ「は、はぁ。」

ぬ「今度からはその事を視野に修行をしましょうか!」

ゆ「はい!!」

ぬ〜べ〜はハッと気がつく。

ぬ「あ、すみません。そんな話ばかりで・・・。」

ゆ「ふふ。全然大丈夫です。」

ニッコリと笑う有希にドキドキするぬ〜べ〜。

ぬ「あ、あの。宮田先生。」

ゆ「はい?」

ぬ「そ、その。俺・・・こういう事、慣れてなくて・・・。」

ゆ「はい?」

ぬ「なんて言えばいいか・・・その、俺が・・・本当に・・・好きなのは・・・宮田先生・・・です。」

ゆ「・・・え?」

ぬ「俺は・・・宮田先生の事が・・・好きです!」

ゆ「ぬ、鵺野先生・・・。」

ぬ「ダメ・・・ですか?」

ゆ「・・・。」

ぬ「宮田先生?」

ゆ「私も・・・好きです。」

有希はぬ〜べ〜に抱きつく。

ゆ「私も!鵺野先生が好きです!!」

ぬ「宮田先生・・・。」

ぬ〜べ〜は有希を抱きしめる。

有希の目からは涙が溢れていた。








玉「おやおや、久しぶりに戻ってきたというのに・・・まぁいい。明日が楽しみですよ鵺野先生。有希先生。」

そう言ってどこかへ消えていく玉藻。
次の章へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ