ぬ〜べ〜夢小説 ★完結★
□妖狐
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月日が経ち、相変わらずぬ〜べ〜は有希の家で朝ごはんを食べて出勤するという生活を過ごしていた。
その朝ごはんのために宿直室からやってくることも珍しくはない。
ぬ「宮田先生。修行の成果出ているようですね!」
学校へと向かう途中歩きながら話す2人。
ゆ「あ!やっぱりわかりますか?私もこんな力があるとは夢にも思っていませんでした!これも鵺野先生のおかげです!」
有希は妖気を感じ取ることができるようになり、霊力バリアも自由に張れるようになり、光のパワーで霊を成仏させることも可能になった。
そのため、ぬ〜べ〜と共に妖怪と戦うことも多くなった。
ぬ「いやいや、宮田先生が頑張ったからですよ!」
そうこうしていると学校に着く。
職員室に入ると、ぬ〜べ〜は何やらリツコ先生に話しかけていた。
ぬ「これが本当の亡霊屋敷・・・どうです?面白くないですか?!」
リ「キャーーーー!」
その悲鳴は廊下まで響くであろう音量だった。
リ「鵺野先生のいじわる!!!ひどいですー!」
ぬ〜べ〜を追いかけ回すリツコ先生。
ゆ「なんでリツコ先生に怖い話をしちゃうのか・・・。」
やれやれと思う有希。
するとリツコ先生が誰かにぶつかる。
「おてんばなのは結構だが、怪我をしたらどうするのです?せっかくお綺麗なのに・・・少しおしとやかになさってはいかがですか。」
リ「は、はい。以後気をつけます。」
リツコ先生の顔は乙女の顔になっていた。
ゆ「きれーな顔・・・。」
女性を虜にするその男に嫉妬するぬ〜べ〜。
校「彼は今日から教育実習をする玉藻京介くんです。みなさん色々教えてあげてください。」
それじゃあとぬ〜べ〜の前に連れてくる校長。
校「5年3組担任の鵺野先生と宮田先生です。あとはよろしくお願いしますよ。」
ぬ「え!俺のクラスですか?」
校「1人も2人も同じでしょう。それに、宮田先生も教えることで復習になるかもしれませんからね。」
じゃあ、よろしくーとどこかへ行ってしまう校長。
玉「どうぞ、よろしく。」
ぬ「・・・よろしく。」
ぬ〜べ〜は玉藻を睨みつける。
ゆ「ぬ、鵺野先生?えっと、私は宮田 有希と申します。よろしくお願いします。」
玉「有希先生ですね。よろしくお願いします。」
ぬ「(なにが有希先生だ!馴れ馴れしくしやがって!俺もまだ呼んだことないのにぃ!!)」
ぬ〜べ〜はさらに睨みつける。
そして3人でクラスへと向かう。