ぬ〜べ〜夢小説 ★完結★
□修行
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そして次の日、ぬ〜べ〜は時間にちゃんと起きて有希の部屋のチャイムを鳴らす。
ゆ「はーい!あ、鵺野先生おはようございます!」
ぬ「お、おはようございます!」
ゆ「さぁ、どうぞ!」
今日のご飯は白飯に豚汁、お新香に塩鮭だった。
ぬ「朝から豪華だ!」
ゆ「たくさん食べてくださいね!」
ぬ「はい!いただきます!」
ぬ〜べ〜は今日も美味しい美味しいと食べる。
ぬ「あ!そういえば・・・。」
ぬ〜べ〜は食べながら話す。
ゆ「どうしたんですか?」
ぬ「宮田先生の不思議な能力、そのままにしておくのは勿体無いと思うんです!あの童守小は、悪霊や妖怪たちが集まりやすい。宮田先生も霊能力を使えれば・・・自分の身も守れるし、いざという時、生徒たちも守れると思うんです。」
ゆ「私が・・・生徒を?」
ぬ「ええ。よかったら私が霊能力をコントロール出来るようにお手伝いしますよ?」
ゆ「え?でも、先生は・・・。」
ぬ「あ、まだ俺の事そんなにお話ししてなかったですね。実は、俺も霊能力者で悪霊から生徒たちを守っているんです。」
ゆ「え、先生が?」
ぬ「ええ、もっと話したいところですが時間が・・・。」
ゆ「あ!もうこんな時間!」
ぬ「とりあえず、話は後で学校へ行きましょう!」
有希は急いで準備をするが、ぬ〜べ〜は洗い物が終わっていないようだ。
ぬ「先に言っててください!これが終わったらすぐ行きますから!」
ゆ「え、そのままでいいですから鵺野先生もいきましょ!」
ぬ「俺は足も速いんです!だから大丈夫大丈夫!」
ゆ「で、でも・・・。」
ぬ「新人の先生が遅刻しちゃうと校長に目をつけられちゃいますよ!ほら、早く早く!」
いいからいいからと、ぬ〜べ〜は玄関に有希を連れて行く。
ぬ「鍵は後で返しますから!」
ゆ「わ、わかりました。鵺野先生も急いでくださいね!」
ぬ「はいはーい。」
そう言ってアパートを飛び出す有希。
美「あれ、今日は有希先生だけ・・・。」
ちぇっと思っていると有希に見つかる。
ゆ「あ!細川さん!おはよう。のんびりしてると遅刻しちゃうわよ!」
美「あ!はーい!」
美樹もアパートを離れ学校へと向かう。