ぬ〜べ〜夢小説 ★完結★
□霊感
6ﾍﾟｰｼﾞ/6ﾍﾟｰｼﾞ
準備が整い台所を見ると洗い物は終わった様だ。
ぬ「あ！洗い物終わりましたよ。」
ゆ「ありがとうございます！」
ぬ「さぁ、行きましょうか！。」
ゆ「はい！」
2人はアパートを出る。
すると、その後ろには美樹の姿があった。
美樹はすぐに電柱に隠れ2人を見ていた。
2人は美樹には気がつかず、笑いながら学校へと向かっていた。
美「アンビリーバボー！なんで同じアパートから出てきたのか・・・グヘヘへ。」
美樹は変な声で笑う。
郷「美樹！！おはよ！！」
美「わっ！なんだ、郷子かぁ。びっくりさせないでよ。」
広「朝から何してんだよ。」
美樹は今あった事を歩きながら話す。
郷「えーー！有希先生とぬ〜べ〜が！？」
広「ずりーなぬ〜べ〜！！」
その言葉に郷子は広の頭を殴る。
美「本当なんだから！」
郷「じゃあ、今日聞いてみましょ！」
美「そんなのダメよ！その現場で話しかけなきゃ！逃げられちゃうもの。」
広「だってよー。今度いつ一緒に出てくるかわからないぞ。」
美「張り込みよ！は・り・こ・み！」
郷「あんたも暇ね。」
美「私がこんな面白いこと逃すわけないでしょ！」
やれやれと首を振る2人。
その日の授業も普通に終わっていった。
広「やっぱりあの2人普通じゃねえか。」
美「みんなの前では普通にしていて、夜にはあーんなことやこーんなことしてるのよ！」
郷「でも、さっき・・・。」
美「え？！何？何か聞いたの！」
美樹は興味津々だ。
郷「いや、ちゃんとは聞こえなかったけど、朝ごはんがどうのこうのって聞こえた気がして。」
美「朝ごはん！！これは、列記とした証拠よ！こうしちゃいられないわ！」
広「おい！どこ行くんだよ！」
美「今日は早く寝て、朝に備えるのよ！じゃあね！」
郷「美樹ってば、本当に好きよね。」
広「この間、妖怪に噂話が原因で取り憑かれてたくせに。こりねーなー。」
郷「まぁ、美樹らしいっちゃらしいけどね。」
そう言って2人も帰る。
そして、ぬ〜べ〜と有希の帰り道。
ぬ「本当にいいんですか？」
ゆ「はい！もう、田舎から送られてくる数が半端なくて・・・食べてもらえるなら大歓迎なんです！」
ぬ「しかし、毎朝となると・・・。」
ゆ「あ！もしかして・・・鵺野先生、彼女さんいらっしゃいました？それなら、食材渡すだけでも・・・。」
ぬ「あ、いや。恥ずかしながら・・・彼女は出来たことなくて・・・。」
ゆ「え！先生いい人なのに・・・きっとみなさんの見る目がないんですね！」
ぬ「うう。」
ぬ〜べ〜は涙を流す。
ゆ「え！ごめんなさい！何か酷いことでも・・・いいましたか？」
ぬ「い、いえ・・・こんなこと言ってくれるのは、宮田先生が初めてなので・・・。」
ゴシゴシと涙を拭くぬ〜べ〜。
ゆ「そう・・・なんですか。まぁ、とりあえず！ご飯用意して待ってますから、よかったら来てくださいね！」
ぬ「はい！！」
部屋に入るとぬ〜べ〜はウキウキだった。
ぬ「宮田先生の手料理毎朝たべれるなんて・・・幸せだーー！」
そして、有希は。
ゆ「あんなこと言っちゃったけど・・・鵺野先生嫌がってないかなぁ。あーー！緊張するー！」