スコール夢小説★完結★
□最後の戦い
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部屋の中にいたのはやはりアルティミシア だ。
高い場所に座りこちらを見ている。
アル「SeeD・・・SeeD・・・SeeDSeeDSeeD！」
べ「・・・。」
アル「気に入らない。なぜ魔女の邪魔をする！なぜ私の好きにさせない！？もう少しで完全なる時間圧縮の世界が完成するというのに！」
ス「・・・。」
アル「お前らなんぞ時間圧縮に溶け込んでしまうがいい！激しい痛みとともに思考が分解され記憶も思い出も極限にまでうすめられるのだ！！」
セ「記憶が・・・。」
アル「さぁ、最初に来るのは誰だ！・・・いや、誰が来ようと同じ事、私が選んでやろう。」
すると、セルフィ、アーヴァイン、キスティス、ゼル以外の身体が動かなくなってしまう。
ス（なんだこれは・・・。）
セ「なんでみんな止まってるのー！」
キ「きっとアルティミシアの魔法のせいよ。」
ア「でも！僕たちで倒せばいいって事だよね！」
ゼ「そうだぜ！！行くぞみんな！！」
4人はアルティミシアと戦い始めた。
べ（みんな！！）
声も出ないベリンダ達。
しばらく戦うとセルフィが倒れてしまう。
するとそこに天使のような子が現れてセルフィを消してしまった。
べ（セルフィ！！）
アル「時の流れの中に吸い込まれていったのだ。さぁ、次はどいつにしようか。」
するとスコールの横にいたベリンダの身体が消え、ゼルの隣に現れた。
アル「お前でいいか。」
べ「・・・馬鹿にしないでよ！！」
ベリンダはどんどん魔法を放つ。
アル「ほう。」
セルフィの事は気になるが、何とかみんなは戦い続ける。
アル「・・・お前達に絶望をくれてやろう。」
そう言うとベリンダの方に向けて手をかざす。
べ「うぁぁあ！！」
ベリンダの身体は宙に浮き始める。
ス（ベリンダ！！）
ゼ「やめろぉ！！」
しかしゼルは跳ね返されてしまう。
キ「ゼル！」
ゼ「くそっ・・・。」
ア「ベリンダを離せ！！」
しかし、弾も跳ね返される。
ユ「あぁあ！！」
アルティミシアはベリンダを自分の方へ連れてくる。
アル「前にも思ったが、お前の魔力・・・実に興味深い。」
べ「離せ・・・。」
アル「ふふふ。」
ベリンダの身体がピカッと光る。
アルティミシアは静かにベリンダを降ろした。
ゼ「・・・何が起きたんだ。」
ベリンダは下を向いて立っていた。
キ「ベリンダ？」
アル「お前の思う・・・最も強い者を召喚してやろう。」
そう言うとユウキが苦しみだす。
べ「あああぁぁぁっ！」
ス（やめろ！！！ベリンダに何をした！！）
アル「いでよ、グリーヴァ！」
なんと、苦しんでいたユウキはグリーヴァになってしまった。
ア「あ・・・あぁ。」
ゼ「・・・ベリンダが。」
ス（グリーヴァ・・・なんで・・・。）
今度はグリーヴァになったベリンダと戦うことになってしまった。