スコール夢小説★完結★
□エルオーネ
1ページ/4ページ
べ「リノア・・・。」
保健室で眠るリノア。
その体はまだ冷たい。
べ「・・・リノア、起きてよ。」
ベリンダはリノアの手を握る。
べ「みんな心配してるよ。スコールだって・・・。」
すると、スコールがやってくる。
べ「あっ。」
ス「・・・来てたのか。」
べ「・・・うん。そろそろ帰ろうとしてたところ。」
ベリンダはスコールとすれ違う。
スコールはそのままリノアが眠る部屋へと入っていった。
ベリンダは自分の部屋へ帰っていった。
しばらくするとスコールに放送が入る。
キ《急いでイデアの家に行って!魔女イデアが・・・孤児院に帰ってるらしいの。》
べ(ママ先生・・・か。)
セ「ベリンダー!行こー!」
べ「うん。」
ベリンダはみんなとイデアの家へ向かった。
孤児院に入ると、シド学園長が待っていた。
シ「あぁ、ご苦労様です。」
元気がないようだ。
シ「怒ってます?・・・アハハ・・・そうですよね。私は偉そうなことを言い続けて、いざという時に逃げ出したわけですから。」
べ(そんなの・・・仕方ないよ。)
イデアはシド学園長の奥さんだ。
シ「君たちの敗北は、君たちを失うこと。君たちの勝利の報告は、妻を失うこと。どちらも・・・耐えられそうにありませんでした。」
ス「・・・。」
シ「私は良いです。ただ、イデアは許してあげてください。」
そう言ってイデアのいる方へ歩き出す。
スコール達は後をついていった。
イ「ごめんなさい。私の子供達・・・。本当の子供のように育ててきたあなた達を私は・・・。」
どうやら今は、ママ先生に戻っているようだ。
ス「俺たちも同じです。」
キ「私たち、ママ先生だと知って戦いました。」
べ「それしか、選べる道がなかった・・・。」
セ「ママ先生。」
イ「あなたたちはSeeDですから、戦いを避けるわけにはいきません。立派でした。」
イデアは何故こうなったのかを話し出した。