スコール夢小説★完結★

□エルオーネ
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べ「リノア・・・。」

保健室で眠るリノア。

その体はまだ冷たい。

べ「・・・リノア、起きてよ。」

ベリンダはリノアの手を握る。

べ「みんな心配してるよ。スコールだって・・・。」

すると、スコールがやってくる。

べ「あっ。」

ス「・・・来てたのか。」

べ「・・・うん。そろそろ帰ろうとしてたところ。」

ベリンダはスコールとすれ違う。

スコールはそのままリノアが眠る部屋へと入っていった。

ベリンダは自分の部屋へ帰っていった。

しばらくするとスコールに放送が入る。

キ《急いでイデアの家に行って!魔女イデアが・・・孤児院に帰ってるらしいの。》

べ(ママ先生・・・か。)

セ「ベリンダー!行こー!」

べ「うん。」

ベリンダはみんなとイデアの家へ向かった。

孤児院に入ると、シド学園長が待っていた。

シ「あぁ、ご苦労様です。」

元気がないようだ。

シ「怒ってます?・・・アハハ・・・そうですよね。私は偉そうなことを言い続けて、いざという時に逃げ出したわけですから。」

べ(そんなの・・・仕方ないよ。)

イデアはシド学園長の奥さんだ。

シ「君たちの敗北は、君たちを失うこと。君たちの勝利の報告は、妻を失うこと。どちらも・・・耐えられそうにありませんでした。」

ス「・・・。」

シ「私は良いです。ただ、イデアは許してあげてください。」

そう言ってイデアのいる方へ歩き出す。

スコール達は後をついていった。

イ「ごめんなさい。私の子供達・・・。本当の子供のように育ててきたあなた達を私は・・・。」

どうやら今は、ママ先生に戻っているようだ。

ス「俺たちも同じです。」

キ「私たち、ママ先生だと知って戦いました。」

べ「それしか、選べる道がなかった・・・。」

セ「ママ先生。」

イ「あなたたちはSeeDですから、戦いを避けるわけにはいきません。立派でした。」

イデアは何故こうなったのかを話し出した。
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