スコール夢小説★完結★
□過去
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べ「・・・そうか。だから、私・・・スコールと一緒にガーデンに来たんだ。」
ア「あ!思い出した?」
キ「・・・そうだった。スコールは最初からベリンダの事好きだって知ってたんじゃない、私。」
なら尚更あの気持ちは勘違いだったんだと思うキスティス。
セ「でもー!あの時のスコール可愛かったねー!」
ゼ「顔真っ赤にしてたもんな!」
ア「ベリンダもね!」
べ「そ、そんな昔の話やめてよ!!」
セ「あはは!」
ゼ「でも、当の本人が覚えてないんじゃなぁ。今はそんな気持ちも」
キ「ちょっとゼル!」
ゼ「あ・・・ご、ごめん。」
べ「・・・別に。子供の頃に好きだった子なんてみんないるわよ。」
ゼ「ベリンダ・・・。」
べ「・・・忘れるくらいなんだから、大した事なかったんじゃない?」
セ「・・・そうかな?ベリンダと話してる時とっても楽しそうだけどなぁ、はんちょ。」
キ「そうね。あの時、声を上げて笑ったスコール見て驚いたもの。みんなの前じゃあんな顔しない・・・ベリンダの前だから出来たんだって。」
べ「・・・。」
ア「まぁ、この話はもう終わりにしよっか!2人も帰ってきそうだし。」
遠くには歩く2人が見えた。
ゼ「よし!次の目的地はイデアの家だ!気合い入れてくぞー!」
セ「また何か思い出せたらいいなー!」
キ「ママ先生か・・・。」
皆はガーデンへ入っていく。
ア「あのさ。」
べ「・・・何?」
ア「自分の心を騙したらダメだよベリンダ。」
そう言って優しくベリンダの頭を撫でるとガーデンの中へ入っていった。
べ(・・・自分の心。)
ス「何してるんだ、こんな所で。」
べ「う、ううん!!早く孤児院に行きましょ!」
ス「あ、あぁ。」
リ「・・・。」
アーヴァインはベリンダの方へ振り返る。
ア「自分の心を騙すな・・・か。」
キ「おーい!アーヴァイン!」
ア「・・・今行く!!」
こうしてスコール達はイデアの孤児院へと向かうことになった。