スコール夢小説★完結★

□バンド
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べ「うっ。」

ベリンダが目を覚ます。

機械はユラユラと揺れていた。

べ「・・・船に乗ってるのかしら。」

ベリンダは倒れる2人を起こす。

セ「うーん。」

ア「やったー!僕たち生きてるぞー!」

セ「やったー!」

2人は大喜びする。

すると乗っている機械が起動し始める。

「キドウカンリョウ。モクヒョウ、バラムガーデンSeed。ゲンザイイチカクニンチュウ・・・。」

「なんだ!」

「勝手に動き出したぞ!」

外にいるガルバディア軍も驚いているようだ。

ア「止まれ!!」

ガチャガチャいじるアーヴァインだが、コントロールパネルが壊れていてうんともすんともいわない。

セ「扉も開かないよー!」

ア「えー!」

べ「うわ!」

ユラユラ揺れていた機械が、ガタガタガタと動き出した。

「モクヒョウカクニン。センメツスル。」

べ「ダメだって!」

しかし、機械は止まることなくスコール達の元へ向かった。

ア「このままじゃスコール達が!」

セ「もしかしたら、この機械倒してボカーン!って爆発しちゃうかも!」

セルフィの言葉に血の気が引く2人。

ア「あー!スコール!僕たち帰ってきたよー!気づいてー!」

すると体がふわっと浮く。

セ「飛んだー!」

すると、今度はドカンと衝撃がくる。

高いところから着地したようだ。

「コウゲキカイシ。」

ゼ「デカイのが来やがったぜ!」

セ「あ!ゼルの声だ!」

ス「行くぞ!一気にたたきつぶす!」

ア「たたきつぶさないでー!」

べ「どうしよう・・・。」

しばらくスコール達が攻撃すると、機械に小さな穴が開いた。

べ「みんな!ちょっと離れてて!」

セ「え?」

諦めかけてた2人は後ろに下がる。

ベリンダは剣を取り出しそこを攻撃する。










ボカーン!

上の部分が爆発する。

ゼ「やったぜ!」

機械は後ろに下がり、そのまま海へと落ちていく。





ア「脱出だ!!」

なんとか穴が空き、そこからセルフィ、アーヴァイン、ベリンダの順番で脱出する。

べ「あっ。」

服が機械に引っかかりうまく脱出出来ないベリンダ。

セ「ベリンダが!」

ア「えっ!?」

ベリンダは引っかかった服を裂いてなんとか崖につかまろうとするが、手は届かなかった。

ア「くっ!」

アーヴァインはぐっと手を伸ばしベリンダの手を掴んだ。

べ「あ、アーヴァイン・・・。」

ア「あっぶな〜!」

セ「よ、よかった。」

3人はなんとか崖を登る。

アーヴァインはぐっとベリンダを持ち上げる。

べ「ありがとう・・・。」

ア「ベリンダが無事で何よりだよ〜!」

ベリンダが顔を上げるとスコールがこちらを見ていた。
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