スコール夢小説★完結★

□ミサイル
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「お前らを生かしておくわけにはいかんのだ!!イデア様に申し訳がたたん!」

べ「イデアイデアって・・・うるさいのよ!」

ベリンダの迫力に急いで機械の中に入る兵。

「いけー!」




その機械はとても頑丈で、壊すのに時間がかかってしまった。

べ「手こずらせたわね。」

ア「扉が開かないよー!」

セ「こっちもー!」

べ「・・・戦ってる間に閉められたのね。」

セ「そんな・・・。」

ベリンダはガクッと膝をつく。

べ「ごめん・・・みんな。ミサイル止められなかった・・・。」

セ「ベリンダ・・・。」

落ち込むベリンダを見るアーヴァイン。

アーヴァインはベリンダの肩を持ち立ち上がらせる。

べ「・・・何。」

ア「しっかりしろよベリンダ!スコールとの約束忘れたのか?!」

べ「・・・約束。」

ア「ぼく達を連れて必ず戻るって約束しただろ!」

べ「けど・・・どうしろって言うのよ!」

ア「いつもなら冷静に判断して、必ず解決策を見つけてきたはずだ。」

べ「・・・。」

ア「大事な人との約束は守らなきゃ・・・ね?」

べ「・・・。」

ベリンダはアーヴァインの目を見て頷く。

ベリンダはキョロキョロと周りを見渡す。

すると、先ほど倒した機械が目に入る。

べ「あれよ!」

セ「あのオンボロ!?」

べ「ガルバディア軍の機械は非常用のシェルターにもなってるはず!」

ア「おお!」

べ「急いで中へ!」

セ「うん!!」

中に入り扉を閉めると大きく地面が揺れだす。

セ「ほ、本当に大丈夫ー?!」

ア「新品ならまだしもオンボロだったしなー。」

べ「・・・スコール。」









ミサイル基地はドカーンと大きく爆発した。














ゼ「おい。どうしたスコール。」

ス「いいや・・・。」

スコール達はシド学園長に頼まれ、地下にある制御装置をいじっていた。

ス「動け!!」

するとカチャカチャカチャと機械が動き出した。

乗っていた制御装置ごと上に上がっていくスコール達。

学園長室にいたシドごと上まで登りつめる。

ス「何が起きてるんだ。」

シ「こ、これは・・・。」

ガーデンはゴゴゴと大きく揺れ少し浮いた。

リ「スコール!!あれ!」

キ「み、ミサイル!!」

ゼ「止められなかったのか!?」

ス(くそ・・・何があったんだ、ベリンダ。)

ミサイルが当たる!

そう思った時ミサイルはギリギリガーデンの横を通り過ぎる。

ゼ「あ、あれ?」

リ「ベリンダが軌道をかえたんだわ!!」

キ「でもこのままじゃ爆風が!」

ドカーンと着弾するミサイル。

するとガーデンはフワーっと前に進んでいった。

ス「動いてる・・・。」

ゼ「ガーデンが動いてるぞ!!」

その後何とか海にガーデンごと逃げることができた。
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